yamanba's blog

報道されない情報を発信します
気分転換に山の話題など

コロナ発症から12日目で陰性

2024-02-20 21:25:40 | 新型コロナ

コロナに感染した相方は、発症日から12日目(11日間経過後)でやっと陰性になった。国が薦める5日間の待機期間は自宅で隔離(トイレと洗面以外は部屋に隔離)して、5日間経過後は熱や咳などの症状はなかったので、6日目から仕事に復帰した。ただし、10日間はウイルス排出の可能性があるとされているので、会社には行かず、人との接触がない屋外の現場(屋根の上)の仕事をした(相方談)。

※発症日=0日目。

国立感染症研究所のデータによれば、感染力のあるウイルスを排出する患者の割合は、症状が続いている患者も含め、発症日を0日目として8日目(7日間経過後)で15%程度、11日目(10日間経過後)で4%程度となっている。また、感染力のあるウイルスを排出する患者について、3日間程度は平均的に高いウイルス量となっているが、4日目から6日目にかけて大きく減少し、ウイルスの検出限界に近づくらしく、6日目前後のウイルス排出量は発症日の20分の1から50分の1となっている。

コロナ5類移行後、厚労省は5日間経過後の検査は不要と医療機関に通達しているため、病院で検査はできない。そのため相方に薬局で購入しておいた検査キッドで検査をするよう伝えた。その結果、相方の場合、7日目はくっきり陽性。10日目はうっすらラインが見える程度の陽性。結局、完全にラインが消えたのは12日目だった。ちなみに、昨年10月、コロナに感染した母と姉(ワクチン未接種)の場合はというと、母は10日目、姉は7日目で陰性となった。結局、5回ワクチン接種をした相方が一番長くウイルスを排出していたことになる。

※陰性検査の方法。母と相方は医療用抗原検査キッド、姉は入院中だったのでPCR検査。3人とも5日間、ラゲブリオ服用。

それにしても、昨年に続いて今年もコロナウイルスと格闘することになろうとは。山口の実家のように戸建て住宅だと換気も十分できて、消毒もしやすいが、狭いマンションだとそうはいかない。神経を使いながら作業をしなくてはならないので時間もかかる。いや、ほんと、もうこれで最後にしてほしい。

ところで、今日、新型コロナの公費負担が4月から全面撤廃になるとの報道が入ってきた。今月、相方に処方されたラゲブリオは9000円。それが9万円になる?だとすると、到底、庶民が買える代物ではなくなる。片や防衛費は43兆円。どこへ向かっているのかこの国は、、

 

《関連記事》

新型コロナ公費支援 3月末で終了 4月からは通常の医療体制へ(NHKニュース 2024.2.22)

新型コロナの公費負担、4月から全面撤廃へ…治療薬に自己負担・入院支援も打ち切り(読売新聞 2024.2.20)

 

《参考資料》

厚労省HP。新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後の対応について

 


コロナワクチン5回接種も感染

2024-02-12 16:50:55 | 新型コロナ

ようやく姉が落ち着いたかと思えば、今度は相方がダウンしてしまった。

先週、バタバタ山口から戻り、夕飯の支度をしていると、帰宅した相方が喉の痛みを訴えた。これはやばいと思い、すぐに医療用抗原検査キッドを購入できるところを探した。近くのドラックストアーで尋ねると扱っていないと言われたが、隣街の薬局(24時間営業)で売っていると教えていただいた。すぐさまそこへ向かわせたが、もしかすると近くの救急病院(夜間)で診てもらえるかもしれないと思い、電話をしてみた。すると受診できるとのことだったので、相方にUターンするよう連絡した。ところが、ふたたび病院から連絡があり、やはり受診できないと言われた。(そんな~と泣きそうになった)

結局、隣街の薬局で検査キッドを購入し、検査をしたところコロナ陽性(インフル陰性)だった。幸運にも薬局前の救急病院(内科)で受診をしてもらうことができ、薬が処方された。ただコロナ治療薬は処方されなかった。あくまでも対症療法とのことだった。そこで翌日、近くの病院で再検査をしてコロナ陽性と判定され、コロナ治療薬(ラゲブリオ)が処方された。

相方はこれまでコロナワクチンを5回接種している。5類移行後もマスクはしているし、手洗いもきちんとしている。それでもコロナに感染してしまった。そもそもワクチンにどれほどの効果があるのか疑問に感じていたので、やはりという気持ちでいる。相方は気管支が悪いので肺炎を心配していたが、重症化せずに回復している。ワクチン効果かどうかは不明だが。

ところで、福岡県では今、インフルエンザが爆発的に増えている。そのような状況にもかかわらず、マスクをしていない人も少なくない。念の為、私もコロナ&インフル検査をしたが陰性だった。ただ、山口の田舎で風邪を引いてしまったようで、かかりつけの病院(耳鼻科)で診てもらったが、そこで(咳をしていながら)マスクをしていない人が複数いたのには驚いた。これでは感染が広がるはずだと思った。

今年は大地震にはじまって、親友の孤独死(まだ弔いもできていない)、姉の緊急入院、母の認知症は進み、相方がコロナに感染するなど気が休まる日がない。なんとか踏ん張っているけれど、もう限界。とにかく休みたい。

 

2月6日現在、日本国内のワクチン接種人数(NHK新型コロナと感染症・医療情報より)

ワクチン接種をした人でコロナに感染した人がどれほどいるのかが知りたいけれど、そのデータはなし

 

こちらは福岡県のインフルエンザ発生状況

超うなぎ登り、こちらも気を付けないと、、 

 

福岡県HP。【注意!】インフルエンザの感染が拡大しています(2024年2月8日更新)

 

 


コロナ感染から3週間

2023-11-03 19:27:27 | 新型コロナ

姉と母がコロナに感染してから3週間、ようやく危機を脱した。姉は発症から1週間で陰性になったものの、コロナウイルスにより免疫力が著しく低下し、腎機能が低下、持病の慢性腎炎が悪化した。連日、39度以上の高熱が続き、意識が低下するなど危険な状態に陥っていた。医師が変わった、2日朝、主治医(泌尿器科)から緊急に透析をする必要があるとの連絡が入った。透析を行えば状態は良くなるとのことで、すぐ治療に入っていただいた。福岡に帰ってきたばかりだったが、万一に備え、すぐ山口へ行ける用意をして連絡を待った。

通常、人工透析(血液透析)を行う場合、腕の内部にシャント呼ばれる血液の出入り口を作らなくてはいけないが、その手術をする時間もない。そこで今回は、首の静脈にカテーテルを入れて透析を行う「カテーテル法」がとられた。この方法は緊急に透析治療の必要があり、シャント手術が間に合わない時に行われるものらしい。今後のことも含め、来週、主治医から詳しい説明を受けることになるだろう。

2日午後7時前、主治医から治療は成功との連絡が入った。姉の意識が戻り、今、食事をしているとのことだった。数日間、意識がなく食事も摂れていなかったので安堵した。先生の携帯で姉の声も聞くことができた。先生の思わぬ計らいに感謝で涙がこぼれそうになった。姉と母がコロナに感染してからずっと気が抜けず苦しかったが、姉が持ち直してくれて本当によかった。今はそれだけ。(来週月曜、姉と面会できる。元気になっていてくれれば、、)

 

※一般的には、救急搬送時の医師が退院まで担当するようですが、姉の容態が悪かったので、担当が主治医(泌尿器科)へ変わりました。

 

 


コロナ感染、5類のリスク

2023-10-23 10:23:13 | 新型コロナ

姉と母がコロナに感染してしまった。これまでいろいろ修羅場はあったが、今回ほど大変なことはなかった。相手がウイルスだけに神経が擦り減った。ただ私が感染しなかったのは幸いだった。(私が感染してしまうと二進も三進もいかないので)

姉は10月6日から10日までショートスティを利用していた。帰宅後、鼻水が異常に出ていたが熱はなかった。13日の朝まで平熱だったが、昼過ぎ38度の熱が出た。またいつもの尿路感染症の熱だろうと、市民病院に連絡したが(時間が遅かったので)、近くの病院で診てもらうように促された。とりあえずカロナールを飲ませ様子をみることにした。翌日(14日)、容態がよくないので、近くの病院へ連れて行き、まずコロナ&インフルの検査をしてもらった。すると院長先生から電話で「コロナ陽性」と告げられた。(まさか)

病院からコロナ感染症治療薬「ラゲブリオ」と解熱剤となぜか葛根湯が処方された。すぐにラゲブリオを飲ませ、ふたたび病院へ向かい、自分の抗原検査をしてもらった。陰性だった。急いで自宅へ戻り、母を行きつけの病院へ連れて行った。すると母も陽性だった。姉が自宅に戻ってから居間でずっと一緒に過ごしていたのでうつってしまったのだろう。(自分は2回検査して2回とも陰性だった)

急いで自宅へ戻ると、姉がベッドのそばでひっくり返っていた。意識がほとんどない(やばい)。すぐに救急車を呼んだ。数分後、救急隊が到着。SpO2は86%。救急車内で酸素吸入をして意識が戻った。隊長に前日の市民病院とのやりとりを説明し、同病院への搬送が決定。緊急入院となった。搬送後、当直医師(内科)から説明を受けたが、肺炎の疑いがあるので点滴で対応するとのことだった。中等症に近い状態でウイルス量は物凄い数だと。最新のオミクロン株は潜伏期間が短く、1日から2~3日と言われた。やはり介護施設で感染していた。

母は軽症だった。行きつけの病院から同じ「ラゲブリオ」が処方されたので飲ませた。容態は落ち着いていたが、パニックになっていた。この4年間、コロナに感染しないよう外出を控えていただけにショックが大きかったようだ。行動制限をしようとしても言うことを聞かない。2日目あたりからようやく受け止めてくれたが、92歳の高齢者に感染対策を徹底させるのは難しい。もう精神はボロボロになった。(ストレスのせいか、生まれたはじめて蕁麻疹が出た)

コロナ5類の療養期間(外出を控える期間)は、発症後5日間(5日目に症状がある場合は症状が軽快して24時間が経過するまで)とされているが、姉が入院している病院では、1週間の隔離後、検査をして陰性、尚且つ症状がなければ一般病棟へ移る。姉の場合、コロナ感染で腎臓がダメージを受けているようなので、持病(慢性腎炎)が悪化しないか心配している。

母は発症日こそ咳と痰が凄かったが、熱はすぐ下がり、その後は目立った症状もなく、食事はしっかり摂れていた。発症から1週間でほぼ回復した。ただ3日目あたりから倦怠感を訴えていた。体がだるくて動けない(炊事ができない)というので、不安はあったが(私も限界だったので)施設へ預けることにした。念のため、施設を利用する前に母の抗原検査をしてもらおうと病院へ電話をすると、主治医から「療養期間後の検査は必要ないと厚労省から通達がきている。ウイルスの死骸は体内に残り、陽性が1ヵ月以上続く人もいる」と説得され検査ができなかった。そのため施設では(発症日から8日経過していたが)隔離状態で対応してもらうことにした。

コロナが2類から5類へ移行し、感染対策も事業所や個人の判断に委ねられ、マスクをしていない人も増えている。発症日から6日で外出できるようになり、陰性確認は不要になるなど、2類よりもむしろ感染リスクは高くなっていると感じる。姉と母の感染はその証だと思う。これからどうやってふたりを守っていけばよいのか、、

 

10月14日19時頃、市民病院駐車場

姉、緊急入院、今月3日に退院したばかりなのに、、(看護師さんに入院用の荷物を渡すため駐車場で待機中)

 

 

本日(23日)、姉の陰性が確認されたので、一般病棟へ移ることになったと市民病院から連絡が入った。明後日、医師から病状を聞く。(またしばらく福岡へ帰れそうもない)

 

 

《参考資料》

厚労省・新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後の対応について

 

 


福岡市インフルエンザ注意報レベル、急増!(1月16日更新)

2023-01-11 11:33:30 | 新型コロナ

10日、福岡県がようやく最新の感染症データを公表した。インフルエンザの報告数を見ると、なんと福岡市博多区で注意報レベルを超えていた。県は5日、定点当たり報告数が第52週(12月26日~1月1日)4.19になって流行期に入ったと報告していたが、ふたを開けてみれば、博多区では、すでに第51週(12月19日~12月25日)に注意報レベルに達していた。にもかかわらず、そのことは伝えていない。

県内の状況を見ると、福岡市に隣接する筑紫地域(筑紫野市、春日市、大野城市、太宰府市、那珂川市)や田川市などで高くなっている。報道によれば、福岡市では、コロナとインフルエンザを同時に感染している人が多く見られるようになってきたという。コロナ発生以降、インフルエンザは影を潜めていたが、ついに息を吹き返した。警戒しなくては。

 

《1月16日更新》

1月13日に公表されたインフルエンザ感染状況(令和5年第1週1月1日~1月8日)を見ると、福岡市では、早良区、城南区でも注意報レベル超えになっている。しかも、増え方が急で、早良区では、定点当たり報告数が、前週の3.5人から15.25人と4倍以上になっている。この調子だと、来週は警報レベルを超えるかもしれない。

 

 

福岡県感染症週報(令和5年第1週/1月1日~1月8日)1月13日公表 ※注意報レベル(10)警報レベル(30)

早良区、城南区、博多区で注意報レベル超

 

 

 

福岡県感染症週報(令和4年12月26日~令和5年1月1日)1月10日公表

博多区で注意報レベル超

 

 

 

 

《関連記事》

新型コロナ死者増加は「中等症」が原因?医療ひっ迫で“人工呼吸”受けずに死亡する懸念(RKBニュース 2022.1.10)

 

《参考資料》

福岡県感染症発生動向調査週報について

福岡県感染症週報