Inoueinterior Room Blog

報道されない福岡の危機を伝えます。気分転換は山の話題。

福岡市議会・議会改革調査特別委員会

2016-01-27 19:00:03 | 市政

昨年9月、福岡市議会に設置された議会改革調査特別委員会。現在、議会の公開性を向上するための議論がなされているが、これが遅々として進まない。このような状況だから、多少の期待をして傍聴に来ていた市民も回を追うごとに少なくなっている。一方で、辛抱強く傍聴に来ている市民からは失望の声が上がっている。かく言う私も毎回のように同じことを繰り返す委員にうんざりしていたところ、昨日の委員会でちょっとした出来事があった。福岡市議会では委員会のインターネット中継が行われていないので、その一幕を紹介したい。(※現在、インターネット中継についても協議されている/下表参照)

現在、委員会で議論が集中しているのは、委員会記録への発言者名等の記載について。(下表ア②)常任委員会の議事録に発言者(議員)の名前を記載するかどうかというものだが、記載をしていないのは全国20政令市中、福岡市だけという状況であり、一刻も早く議論を終え、記載をはじめるのが当然ではないかと思われるのだが、そうならないのが福岡市議会。阻んでいるのは、毎度おなじみ自民党福岡市議団。発言者名記載の議論でありながら、一定のルールを設ける必要があると言い、発言者の時間制限を持ち出すものだから前に進まない。それに同調しているのが、公明党、市民クラブ(旧民主)、みらい福岡。

そうした中、持ち時間制とは分けて議論すべきだと一貫して主張しているのが、共産党中山議員。すべての議員の発言を制限するようなことがあってはならないし、時間についていえば、現行どおり議員の判断でやればよいことで、市民クラブ太田議員がいう仮定の話(永遠といつまでも議論するような事態=これが滑稽なほど極端な話)でルールつくりはできないのではないかと、合点のゆく答弁に傍聴していた市民も頷く。

ところが、ここで噛みついた(墓穴を掘った)のが自民党今林議員。中山議員の話を”脱線”と言ったものだから、これに憤慨した中山議員が「それでは自民党さんがいうルールとは何か明らかにしてほしい。発言時間と発言回数を言い出したのは自民ではないか」と詰め寄った。これに答える今林議員だが、発言権を制限しているのではないと繰り返すだけで、肝心なところになるとしどろもどろと要領を得ない。そこへすかさず中山議員が「時間制と通告制を導入するということでしょう」と一括。この一連のやりとりから、自民党が通告制も導入しようとしていることがわかった。

自民党議員の発言を聞いていると、余程名前が載るのが嫌いやなのか、自分の発言に自信がないのかと勘繰りたくなる。まるで駄々をこねる子どものように見えてしまうのは、私だけではないだろう。かくして議論は平行線のまま、次回へ持ち越し。先は長い。 

 

《傍聴者へ配布された資料》

 

 

《関連資料》

福岡市議会HP。議会改革調査特別委員会(メンバー表)   

 

コメント