Inoueinterior Room Blog

報道されない福岡の危機を伝えます。気分転換は山の話題。

「小川内の杉」移植から3ヶ月

2016-07-25 18:46:17 | 五ヶ山ダム

「小川内の杉」の移植が完了してもうすぐ3ヶ月。その様子が気になり、昨日、五ヶ山へ向かった。佐賀大橋を渡ったところで、水しぶきを浴びた「小川内の杉」が目に飛び込んできた。現場に着くとちょうど散水が終わったところで、あたりはひんやりとしていた。近くで見てみると、一部が黄色くなっているものの、青々とした葉がすくすく伸びていた。5月に見た時より成長していたので、まずはひと安心。これも日々、樹医さんの並々ならぬ努力があってこそだろう。

一方、五ヶ山ダム。堤体はほぼ完成しており、すでにコンクリートプラントやゴンドラなどが撤去されていた。さらに付替林道(倉谷線)の整備も進み、併用までそう時間はかからないような状況だった。これで2018年春の運用開始に向けて、いよいよ試験湛水が始まることになる。思えば今から6~7年前、五ヶ山の山肌が次々と削られている姿を目の当たりにし、愕然とした。それはまるで土砂崩れの惨状を見ているようだった。その時の居た堪れない思いを胸に、ここ数年、五ヶ山に通い続けた。「小川内の杉」の移植は無事成功し、ダムに沈むことだけは免れた。しかし、もうすぐ五ヶ山のほとんどがダムの底に沈む。このことをどれほどの福岡市民が知っているのだろう。

昭和53年の福岡市大渇水を理由に、数十年に一度起きるかどうかもわからないような渇水対策として進められた五ヶ山ダム事業。事業開始から40年という長い歳月をかけて、再来年の春から運用が始まる。もはや水不足は理由にならないが。

 

 

 

撮影日:7月24日

散水中

 

 

 

 

 

 

すくすくと

 

 

 

 

 

 

 

定点観察

 

 

 

 

 

 

移植用レールなど撤去されてすっきり

 

 

 

 

 

 

県道136号線(脊振方面へ)開通間近

 

 

 

 

 

 

 もしもに備えて植えられた「小川内の杉」のこどもたち(写真中央) こちらもすくすく育っている

 

 

 

 

 

 

山を削ったところで土砂崩れ発生(写真中央に小川内の杉) 

(写真は撮れなかったが、以前「小川内の杉」があったところでは、道が土砂で埋まって消えていた) 

  

 

 

 

 

 

コンクリートプラント撤去 

 

 

 

 

 

 

ここがすべてダム湖に ※下の概要図参照(撮影場所記入)

完成したダムサイト(写真中央) 代替林道に架かる2つの橋も完成(写真右) 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

《関連資料》

福岡県HP。福岡県五ヶ山ダム建設事務所 

 

 

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福岡市議会・自民党会長が仰天発言「インターネット中継は売名行為」!

2016-07-14 19:06:58 | 市政

参議院選挙。終わってみれば、自民党が27年ぶりの単独過半数という結末。連日の「改憲」報道に違和感を覚えていたところ、いきなり天皇陛下の「生前退位」報道。とても偶然とは思えないのだが、一体、何が起きているのだろうか。

気がかりなのは国政のみならず。先月6月15日の西日本新聞朝刊に「福岡市議会改革 評価と課題は~各会派代表に聞く」という取材記事が掲載されていた。その中に、自民党光安会長の驚くような発言があった。それは、「委員会議事録への発言者名記載や常任委会のインターネット中継は売名行為につながる」、「発言の多い野党系会派ばかりが目立っては公平性が保てない」、だから発言者名記載や常任委会のインターネット中継は同意できないというもの。この発言、自分の無能さを曝け出しているようなものだが、単にそれだけでの話ではない。これを理由に(もならないが)市民の知る権利を剥奪しようとしているから、黙っていられない。

福岡市議会の公開度は全国20政令市中、最下位(現在は少し上がっているが)。そのため、福岡市議会では昨年9月に議会改革調査特別委員会を発足させ、議会改革に取り組んでいるところだが、これがなかなか進まない。理由は言わずもがな、最大会派の自民党が、上から目線の屁理屈を並び立てて改革を阻んでいるからだが、これに同調しているのが、公明党とみらい福岡。一方、市民目線な意見を展開しているのが、共産党と緑と市民ネットワークの会。現在、この構図で意見が対立しているため、なかなか議論が前に進まない。

今回の参議選で勢力を拡大した自民党。本来、地方議会と国政は別物なのだが、そこを勘違いしているのが自民党福岡市議団。今後、福岡市政にどのような影響を与えるのか。また安倍政権に追随する高島市長の動向も気になるところ、不安は尽きない。

 

 

                西日本新聞企画 地方議会「見える化計画」6月15日付朝刊記事

 

 

※現在、福岡市の市民団体「市民に開かれた議会を実現する会」では、自民党光安会長発言に対する意見を募集しています。

 詳しくはこちらで。 

 

 《関連記事》

福岡市議会改革 評価と課題は~各会派代表に聞く (西日本新聞 (2016.6.15)

 《関連資料》

福岡市議会HP。議会改革調査特別委員会 案件及び資料一覧 

 

 

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