Inoueinterior Room Blog

報道されない福岡の危機を伝えます。気分転換は山の話題。

福岡市、検査は相談件数のわずか2% これで大丈夫?   

2020-03-19 08:19:59 | 災害

17日、福岡市で3人目の感染者が確認された。九州大学の30代女性留学生で、ゼミ実習のため渡欧していたフィンランドから今月9日に帰国後、発熱。それから約1週間後に陽性が確認された。福岡市での感染者確認は約1ヵ月ぶりである。この夜、NHK報道終了直後、待ち構えていたように、高島市長がツイッターで「感染しても多くの方が軽症もしくは無症状。感染者数に過度に敏感になるより、重症者、ハイリスク患者の命を守るために医療崩壊を防ぐことを重視することが大切」と呼びかけていた。さて、これはいかがなものか。

こちらは何も感染者数に敏感になっているわけではない。保健所の相談数に対して検査数があまりに少ないから、疑心暗鬼になっている。とにかく高島市長は、「感染しても多くの人が軽症か無症状」を繰り返している。軽症だから騒ぐな、家でじっとしていろと言いたいのだろう。福岡市の広報紙「福岡市政だより」でも、発熱がある人は自宅で療養するよう勧めている。だから、帰国者・接触者相談センター(保健所)に相談しても、検査してもらえない感染者が大勢いるのではないか。相談数と検査数の大きな開きはその表れだろう。しかし、そうしている間に重症化し、亡くなる人もいる。今の検査体制自体がハイリスク患者をつくり出しているではないか。

東北大学の押谷仁教授は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について、上気道(喉)でも下気道(肺)でもウイルスが増えるため、上気道でウイルスが増えている人は、症状は比較的軽く、インフルエンザと同程度かそれよりも軽く済む場合もあり、症状がまったくない人も存在するという。それに対し、下気道でウイルスが増えている人は、重症化する可能性が高く、重症化するとSARSと同じように重症のウイルス性肺炎を引き起こす。重症のウイルス性肺炎は治療が困難であり、これが日本でも死亡者が発生してしまっている原因だという。こうした人を早期に見つけ出すためにも、検査は必要なのではないか。

神戸大学の岩田教授(感染症内科)も検査を徹底すべきだとしている。ただし、必要な時としている。闇雲に検査しろとは言っていない。仮に検査で陽性であっても軽症なら自宅で療養させてもよい(検査をしていない人も同じことだから)とも言っている。これなら医療崩壊は起きない。問題は白か黒かはっきりしない人が多いこと。そこで、福岡市の日ごとの検査数を見ると、軒並み一桁台。これまで帰国者・接触者相談センターの相談件数は約6700件、それに対し検査数は約160件と2%にすぎない。つまり、発熱が4日間続いて相談した人の98%が検査を受けていないことになる。こんなことで大丈夫なのか。

高島市長は、重症化した人の命を救うために医療崩壊させてはいけないと言っているが、逆ではないか。重症化しないために早期に検査を行う。ハイリスクな患者が少なくなれば、医療崩壊はしないのではないか。臭いものに蓋をするような今の検査体制では、コロナウイルスを拡大させても、終息させることはできないのではないか。

 

福岡市は17日、新型コロナウイルス感染症ポータルサイトを開設した。これで、日ごと/累計の検査数や相談件数がわかる。

福岡県も19日から新型コロナウイルス感染症の感染動向データを公開。(3月20日更新)

 

検査実施数/日別(1月28日~3月17日)

17日の検査数は10件(陽性患者が出たので多め)、大体一桁程度、ゼロの日も 

 

 

 

帰国者・接触者相談センター件数/累計(1月27日~3月16日)

16日までの相談件数は約6700件、検査数は約160件(下図参照)

 

 

 

検査実施数/累計(1月28日~3月17日)

 

左目盛りの単位に注目 相談件数グラフと1桁違うが、、 

錯覚する(検査数が多い)ような表示の仕方に意図的なものを感じるのは私だけか、、

 

 

 

《関連記事》

福岡30代外国人女性の感染確認(NHK福岡ニュース 2020.3.17)

医師の警告…新型コロナ「軽症・無症状でうつす人」が増加の危険性(現代ビジネス2020.2.25) 

 

 

 

 

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高島市長、安倍首相に新型コロナ提言 市民の声はどこに?

2020-03-17 19:07:00 | 災害

今月13日、緊急事態宣言を可能にする新型コロナウイルス対策の特別措置法が公布された日、高島市長は、公務を放り出し、安倍首相と会っていた。何事かと思っていたら、昨日(16日)、福岡市ホームページに、高島市長が安倍首相へ新型コロナウイルスの提言書を提出したとあった。読んでみると、まるで国会議員の要望書のようだった。本人がどこまで書いたのかはわからない(一部自民党議員の意見が入っているとの情報もある)が、国政、財政の分野にまで踏み込んでいる。

提言書のタイトルは、「現場からの提案」と徐に行書体で書かれている。最後まで読んでわかったが、現場というのはあくまで行政の現場であり、市民レベルの現場ではない。最初に、最重点事項として、「正しく恐れる」ために、全国で発生している感染症の発生事例や分析結果などデータベース化し、国民に適切に情報発信すべきとある。そっくりそのまま福岡市へ返したい。それはまず、国に要望する前に、自治体がしなくてはならないことだろう。福岡市では、今日(15日)まで市民から6500件近く保健所へ相談が寄せられているにもかかわらず、PCR検査はわずか150件に留まっている。どうしてこれほど少ないのか。保健所の検査拒否が相当数あるのではないか。検査を受けられずに不安だという声も聞くが、どういう状況になっているのか全くわからない。それこそ福岡市は市民に適切な情報を出すべきだろう。

そもそも今、一番市民が不安なのは検査が受けられないことではないのか。提言書の中で、消費税を一時凍結しろだとか、高速道路を無料化しろだとか言っているが、そういうことは国会議員の仕事であって、首長は市民の不安を取り除くための環境を整えるのが仕事だろう。大事なことは、市民の声を現場で聞くことで、それもせずに得意になっている場合ではないだろう。昨日(16日)は、公式ブログで「正しく怖がる準備が出来つつある」というので見てみれば、データも示さず感染者の8割が他者に感染させていないとか。今なお、死者が増え続けているにもかかわらず、インフルエンザのピーク時と比べ、薬もないのにコロナの死者は少ない(から怖くない)と言っているから、どうしようもない。正しい情報も発信せず、正しく怖がるも何もないだろう。これではデマと変わらない。

 

 

安倍首相に提出された提言書の表紙  

 

 

 

 

 

13日、午後7時から1時間近く高島市長と面談(13日午前 写真:産経新聞より)

 

 

《関連資料》

福岡市。新型コロナウイルス感染症について

 

 

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【新型肺炎】保険適用後も検査数増えず ピークはこれからか(最終更新3月15日)

2020-03-13 21:33:00 | 災害

新型コロナウイルスの国内感染者数は、3月13日午前10時半現在、1387人。3月6日(午前9時現在)、1056人だったので、この1週間で331人増えたことになる。気になる検査件数だが、厚労省が公表しているPCR検査の実施状況(3月12日)をみると、保険が適用されるようになった6日以降も大して数は変わっていない。むしろ少なくなった日もある。陽性率(陽性者数/検査人数)をみると、最初の患者が確認された、1月15日から3月11までの検査人数は9376人、陽性者数は604人で、陽性率は約6%となっている。検査数が少ないので陽性率は高く、100人に6人が陽性ということになっている。(下表参照)

検査数についてはSNSでもいろいろ意見がある。検査数を増やすと医療崩壊につながるというもの。一方、検査と医療崩壊とは別問題、患者がどれくらいいるのか把握しなければならない。医療崩壊を起こさないために軽症者が病床を奪わなければよいというもの。確かに検査をしたからといって、全ての人が陽性なわけではないし、逆に、熱があっても大したことはないと自宅にいる人もいるだろう。これではどれほどの人が感染しているのかわからない。今の検査体制のままだと知らないうちに感染は広がっていくのではないか。事実、感染者数はじりじり増えている。早期発見こそ拡大防止につながるはずだが、国が4日以上発熱が続いた場合という条件を付けているので検査数は増えない。そんな中、和歌山県は国には従わないと仁坂知事が宣言し、検査数は群を抜いている。その結果、感染者数は増えていない。

まずは、リスクの高い高齢者の患者を増やさないことだろう。PCR検査で陽性反応が出たとしてもワクチンなど薬があるわけではなく、治療は対処療法しかない。結果として、22人の方が亡くなっている。(15日7時時点)そのほとんどが高齢者である。致死率をみると日本は2.7%、武漢の4.2%と比べてみても高い。こうした状況の中、人工心肺装置を使った高度な治療を受けて回復に向かっている人もいる。肺炎が悪化し、肺が機能しなくなった患者に、「ECMO」と呼ばれる人工心肺装置を使って血液中に直接、酸素を送り込み、肺の機能を一時的に代行しながら、患者自身の免疫によってウイルスが排除されるのを待つという。この治療は高度な医療技術を必要するらしいが、朗報である。このニュースを見ながら、肺炎のため(人工呼吸器をつけたまま)亡くなった父のことを思った。この治療を受けていたなら苦しまずに済んだのではないかと。

ところで、福岡県は陽性者が3人(福岡市2人、北九州市1人)にとどまっている。これについて、先日、高島市長がブログで「福岡市が陽性2件のままって本当?」と題し、得意のQ&A方式で答えている。見ると、「PCR検査を断って陽性者を出さないようにしているのでは?」との問いに「福岡市では各病院が判断して保健所に相談いただいた場合は、海外への渡航歴などに関係なく、帰国者・接触者外来と保健所が相談、診察して必要と判断されれば迅速にPCR検査を実施します」とある。どの口が言う。福岡市は、検査基準が見直されてからもホームページを更新せず、1週間近く検査基準を海外渡航歴がある人と誤った情報を流していた。が、勿論、このことは触れていない。都合の悪いことは隠す(Q&Aで誤魔化す)のが高島市長だが、何も知らずに信頼している市民を裏切るようなマネだけはしないでほしい。福岡市の検査数をみると、この1週間で36件と少ない。医師が必要と判断した場合はきちんと検査をしてほしい。

 

※一番下に3月15日更新分を掲載しました。

 

PCR検査実施状況(3月12日掲載分)

保険適用以降も件数は大して変わらない (厚労省資料より)

ちなみに、九州ではPCR検査のできる民間検査機関は1件もないという。このため、民間に依頼する場合は、検査設備がある関東の研究所に検体を輸送しなければならず、時間がかかるという。これでは検査数は増えない。(3月15日更新)

PCR検査の態勢は? 民間検査機関、九州はなし (西日本新聞 2020.3.15)

 

 

都道府県別・陽性者数(チャーター便帰国者を除く) とPCR検査実施人数(3月12日掲載分)

全体の陽性率は約6%、和歌山県の陽性率は1%、抑え込みに成功している(厚労省資料より) 

 

 

 

《佐賀、長崎も感染者確認 九州残るは鹿児島のみ》2020.3.14.17:00更新

昨夜(13日)遅く、佐賀県佐賀市で20代の男子大学生の感染者が確認された。男子学生は先月27日からフランスへ旅行し、今月4日に帰国、9日になって39度の発熱と頭痛の症状が出たという。さらに今朝、長崎県壱岐市で30代男性の感染者が確認された。京都府から12日に転入したばかりの方で、同日、福岡市から船で壱岐市へ入り、濃厚接触者は2人だという。このように福岡市は感染者の中継地点となっているので、実際はかなりの人が感染しているのではないか。検査数が少ないので表面化してないだけで。

 

《14日は1日63人、これまで最多》2020.3.15.10:00更新

昨日(14日)の感染者数はこれまで最多の63人となった。2次感染が広がっているのだろう。やはり検査体制を変えない限り、感染者を抑え込むことはできないのではないか。そろそろ各自治体は対応を見直すべきではないか。行政機関に強い権限を持つ「緊急事態宣言」が出されてしまうとアウトだ。というか、そもそも安倍政権自体が緊急事態なのだが。

 

 

3月14日時点の感染状況(15日NHKおはよう日本より)

14日は1日63人で最多に 愛知県では死者が11人に上っている  ※最新情報はJX通信社をご覧下さい

 

 

 

 

これからピークになるのか、、

 

 

 

《関連記事》

国内感染者数1日最多の63人 計773人に(クルーズ船など除く)( NHKニュース2020.3.15)   

新型肺炎で重篤な患者 「人工心肺装置」使い過半数が回復へ (NHKニュース 2020.3.13)

5人以上の「クラスター」 9都道府県の計21か所で発生(NHKニュース 2020.3.13)

 

《関連資料》

厚労省。新型コロナウイルス感染症について

福岡市内における感染状況

 

 

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九州の感染者11人 保険適用で検査は拡大するのか(3月7日更新)

2020-03-06 09:52:00 | 災害

4日、山口県ではじめて感染者が確認されたあとすぐに、九州で新たに2人の感染者が確認された。1人は、宮崎県の70代男性で、発症前にロサンゼルスに滞在していた。宮崎ではじめての感染者である。もう1人は、熊本県(荒尾市・玉名市・玉名郡いずれか)の40代女性(介護職)で、クラスターが起きたとされる大阪市のライブハウスを訪問していた。熊本は6人で最多、九州の感染者は11人になった。なお、熊本の女性は検査を要望したが無症状として保健所から拒否され、しかも熊本県は愛媛県から忠告を受けていながら聞く耳持たず、3日も感染が見過ごされていた。(詳細は下記事で)

ところで、今日(6日)から新型コロナウイルスのPCR検査に保険が適用される。患者の窓口負担は公費で補助されるため、自己負担は発生しない。さらに、保険が適用されることにより、医師が必要と判断すれば保健所を通さず検査を受けられるようになる。また、民間検査会社が参入することで検査能力が高まるともいわれている。しかし、国は院内感染を防止する観点から、当面、検査を実施するのは、全国約860の「帰国者・接触者外来」か、同様の機能を持つ医療機関に限るとしている。つまり、保健所が検査を断るケースはなくなるが、検査数はこれまでと変わらないということになる。厚労省は民間検査会社が参入するのを嫌がっているのか。きな臭い報道もあるが。

日本医師会は4日、保健所の検査拒否が全国で30件あったと発表した。これまで新型コロナウイルスのPCR検査は、感染症法に基づく「行政検査」とされ、保健所が認めないと実施できなかった。医師会によると、保健所が認めなかった理由は「重症ではない」が5件、「濃厚接触者ではない」が1件、大半は理由が不明だという。この報告を受けてかどうかはわからないが、厚労省は行政検査を続ける一方で、今日から保険を適用して保健所を介さない検査をはじめる。医師会の不満を和らげることが狙いなのか。

こうした中、国内の感染者は増加の一途を辿っている。1日の感染者数をみると、4日は39人とこれまでで最高、5日は17人。6日午前9時現在、国内感染者は1056人に上る。まさに今が正念場なのではないか。5日のNHKおはよう日本で、科学文化部の女性が検査は慎重を極めるため、1件あたりの検査に時間がかかる。だから検査数が増やせないというふうな話をしていた。なにも闇雲に検査しろとは言わない。ただ、医師が検査の必要があると判断した患者がきちんと検査でき、早期に発見されることで感染拡大を防ぐ。そのために、民間検査会社の参入を急ぐ必要があるのではないかと言っている。もたもたしている間に感染は広がり、高齢者は重症化、救える命も救えなくなる。すでに12人の方が亡くなっているのだ。国はあまりに危機感がないのではないか。かけ声だけは立派だが。

 

 

これまでの検査の流れ

保健所が仕切っていた (4日、NHKおはよう日本より)

 

 

 

6日以降の検査の流れ

医師の判断で検査できるようになるが、当面、検査機関の数は変わらない(NHKニュースより)

地域の医師(かかりつけの医師)が、感染を疑った場合に検査につなげられるかについては、まだ多くの課題があるとしている

 

 

1日ごとの感染状況(3月5日まで)

4日の感染者数は過去最高に (NHK特設サイト・新型コロナウイルスより)

 

 

 

国内の感染状況(3月5日午後11時現在)

愛知県で急速に増えている クラスターが発生したか (今朝のNHKおはよう日本より)

 

 

 

九州における感染者状況(各県の感染情報をもとに作成)

今後、さらに増える可能性も、、

 

 

 

《1日の感染者数56人、過去最高を更新》 2020.3.7更新

昨日(6日)、1日の感染者数は56人で、4日の39人を抜いて過去最高となった。(国内感染者数は1113人)ただ、無症状の人の検査が進んでいないので、実際は相当数の人が感染しているのではないか。国立感染症研究所の鈴木基センター長も報告の数倍以上はいると述べている。ちなみに、火山学者の早川先生の試算だと100万人が感染していると。

 

56人中13人が大阪市のライブハウスでの感染者 (今朝7日のNHKおはよう日本より)

 

 

 

《関連記事》

新型コロナ、報告の数倍以上か 拡大時の重症者数推計も―感染研(時事ドットコム 2020.3.7)

熊本県、当初の検査見送り 3日間、感染見過ごしか 県内6人目の40代女性で(熊本日日新聞 2020.3.6)

新型ウイルス検査に公的保険適用 保健所を通さず検査可能に(NHKニュース 2020.3.6)  

新型コロナ検査、6日から保険適用 厚労省が発表(日本経済新聞 2020.3.5) 

保健所“検査拒否”7道県で30件 コロナ(日テレ 2020.3.4)

 

《関連資料》

宮崎県、新型コロナウイルス感染症について

大分県、新型コロナウイルスに関するお知らせ

熊本県、新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ 

福岡県、新型コロナウイルス感染について

 

 

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山口県で初感染者、九州で感染か(3月5日更新)

2020-03-04 14:40:00 | 災害

今朝(4日)、山口県ではじめて新型コロナウイルスの感染者が確認された。未感染地域は中国地方だけだったが、これですべての地域で感染者が確認されたことになる。4日午前10時半現在、国内感染者数は1000人(国内294人、クルーズ船706人)となり、中国を除くと韓国、イタリア、イランに次ぐ多さとなった。(下マップ参照)

山口県によると、感染者は下関市に住む40代の会社員(営業)の男性ということで、先程、下関市は男性の症状や行動歴など公表した。それを見ると、福岡県(福岡市)と熊本県(熊本市)で1例目の感染者が確認された、先月20日、21日に福岡、熊本、大分へ出張し、なおかつ、15日から福岡県内の実家に滞在したのちに出張先へ向かっている。山口県へは21日に戻り、23日に発熱症状が出ている。27日のPCR検査では陰性だったが、昨日(3日)深夜の再検査で陽性が判明した。福岡県の実家や詳しい出張先は公表されていない。

これまでの行動歴を見ると、やはり九州で感染された可能性が高いのではないか。というのも、九州ではじめて感染が確認された頃、それらの場所へ出張されているからである。出張先を詳しく調べていけば、そこから感染源が割り出せるのではないだろうか。もしかすると、点と点が結びつく可能性もある。感染を拡大させないためにも、山口県や下関市には、できる限り情報を公開してほしい。なお、山口県では、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」からの下船者が2名いるといわれているが、居住地や下船後の交通機関など公表されていない。保健所による経過観察は明日(5日)までだが、こちらも気になる。

福岡と山口を頻繁に行き来している身ゆえ、他人事とは思えない。とにかく自分が感染源になってはいけないと、福岡では外出を必要最小限にとどめている。何はともあれ、今週末から山口なので、また地元の様子など報告できればと思う。

 

《追記 2020.3.4.19:20》

先月21日、大分県から下関市に戻る際、同僚1人が車に同乗し、病院に通院した際には妻が運転する車に乗っていたという。そのため、山口県は同僚と妻が濃厚接触者とみている。今のところ2人に発熱などの異常はないとのことだが、検査結果はまだ公表されていない。

 

《点と点が結びつく 2020.3.5更新》

点と点が結びついた。下関市の男性感染者は、先月20日、大分県に出張した際、3日、感染が確認された大分市の30代女性が務める都町のバー「ラウンジサザンクロス」に知人と3人で行っていた。店には2時間ほど滞在し、その日、女性もいた。大分県は、男性がここで感染したのか、その前から感染していたのか現時点ではわからないとしているが、下関市は、飲食店で感染が広がった可能性も否定できないとして感染の経緯を調べるという。なお、男性の妻と子どもの感染が確認された。これで山口県の感染者は3人となった。

山口の感染男性 大分で女性従業員感染の飲食店利用(NHKニュース 2020.3.5)

感染確認の男性 妻と子も感染(NHK 山口ニュース 2020.3.5)

下関の感染男性 大分の店を利用(NHK大分ニュース 2020.3.5)

  

 

冷静に行動してほしいと呼びかける、村岡知事 (写真:FNNニュースより)

 

 

 

日本国内の感染状況(累計)(NHK新型コロナウイルス特設サイトより)

 

2月17日頃から急速に増えている

 

 

 

日本国内の感染状況(1日ごと)

ピークは2回、1回目は2月21日前後、2回目は2月27日前後 

 

 

 

世界の感染状況(日経新聞 新型コロナ感染世界マップより)

中国は少し落ち着き、韓国とイタリアは増減を繰り返し、イランは増加の一途、日本はどうなるか、、

 

 

 

《関連記事》

中国地方で初 男性会社員が感染(NHK山口ニュース 2020.3.4) 

新型ウイルス 山口県で40代男性感染 中国地方で初 ( NHKニュース 2020.3.4)

クルーズ船の下船者に県在住者2人 新型コロナ陰性、体調は継続確認(宇部日報 2020.2.26)

 

 

《関連資料》

下関市。新型コロナウイルス感染症患者の発生について(第1例)(3.4)

 

 

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