Inoueinterior Room Blog

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埴生・宇宙監視レーダー基地の現況

2021-04-23 21:23:00 | 宇宙監視レーダー

第4波の脅威が迫る中、山口と福岡を移動する日々が続いている。1月末、隣町の病院へ救急搬送された姉も、先月末、ようやく地元の病院へ転院でき(といっても面会はできないが)、専門的な治療がはじまった。その往来の際に見かけたのが、防衛省が整備を進めている埴生の宇宙監視レーダー基地である。造成工事は2019年9月に始まっているが、工事は大幅に遅れているようだ。

ここは、もともと海上自衛隊山陽受信所跡地(約13万4千㎡)。潜水艦などを探す海自岩国基地の哨戒機からの情報を受信する施設だったが、2010年に閉鎖し更地となっていた。そこに人工衛星と衝突の危険性がある宇宙ごみ(スペースデブリ)を監視するために、防衛省がレーダー基地を整備しているわけだが、目的はそれだけでない。というよりも、中国やロシアが開発する対衛星攻撃兵器「キラー衛星」の監視が重要な役割だとされている。ここで得られた情報を米軍と共有し、宇宙空間で中国とロシアを牽制する狙いがあるという。いわば、自衛隊初の宇宙部隊が運用する軍事施設なのだ。それゆえ、地元住民から不安や反対の声が上がっている。

レーダー施設は無人だが24時間体制で宇宙空間の静止軌道上の日本の衛星を見守るという。昨年5月、東京都府中市の航空自衛隊府中基地に新設された「宇宙作戦隊」が遠隔地で運用する。当初の予定では、20~21年度に6基のレーダー局舎を建設、23年度にパラボラアンテナ(直径15m)を設置、同年に運用が開始されるようになっている。ところが、現場はレーダー局舎どころか基礎工事もはじまっていない。コロナの影響なのかはわからないが、今後の動向を注視していきたい。

 

※進捗状況はこちら、随時更新中です。

 

 

撮影日:2021.4.19

造成工事はまだ終わっていない様子 (山陽道から撮影)

 

 

 ちなみに、この辺りの地質は砂岩、泥岩。崩れやすいのかフレコンバッグが見られる(地質Navi使用)

 

 

 

こちらは埴生インター側から(2020年5月撮影) 今も大して変わっていない

 

 

 

 

 

造成前の海上自衛隊山陽受信所跡地(左が山陽道、上は国道2号線 埴生インターへ 写真:中国新聞より)

 

 

 

 

設備配置図

何かが起これば、山陽道が通行不能に、、 (防衛省資料より)

 

 

 

《関連記事》

宇宙監視レーダー、着工控え説明会【山陽小野田】(宇部日報 2019.8.29)

衛星守る軍事施設宇宙監視レーダー建設対中露 米軍と情報共有(中国新聞 2019.8.31)

 

《参考資料》

山陽小野田市『防衛省中国四国防衛局。山陽受信所跡地における施設整備工事の概要』(2019年8月)

増山博行(山口大学理学部元教授) 「防衛省、山陽小野田に宇宙監視レーダーを設置」(pdf資料)

 

 


大興善寺(つつじ寺)「一目一万本」

2021-04-13 08:20:40 | 日記

桜が終わり、つつじの季節がやってきた。つつじと言えば、佐賀県基山町にある大興善寺。通称、つつじ寺の園内(75,000㎡)には5万本のつつじが植栽されている。昨年は緊急事態宣言が出ていたため入園中止だったとか。今年は例年とおり「つつじ祭り」がはじまっていた。11日(日曜日)、時期が早いせいか、人は多くなかったので観覧することにした。

ここは、福岡県筑紫野市と佐賀県基山町にまたがる契山(ちぎりやま)の麓につくられた山林植物園で、名所となっている「一目一万本」(1974年完成)を目当てに訪れる人も多い。この日はまだ蕾も多く、大体6~7分咲きといったところ。見頃は来週末あたりかもしれない。昔はゴールデンウィークあたりが見頃だったので、ずいぶん早い。地球温暖化はどこまで進むのだろうと思いつつ、園内を一巡りした後、病状が回復しない姉のためにお守りを買った。空を見上げると、もみじが美しく輝いていた。

 

※4月17日、見頃を迎えたそうです。詳しくはこちらで。

 

 

撮影日:2021.4.11

「一目一万本」 色とりどり

※「一目一万本」とは、数え切れないほどたくさんの意味

 

 

 

佐賀県基山町園部

コデマリの背後に見えているのが「契山」

 

 

 

 

長閑な風景

 

 

 

 

大和バラがお出迎え

 

 

 

 

 

美味しい?

 

 

 

 

小屋に咲く (昔、こちらのお家で大和バラの苗を分けていただきました。今、わが家で元気よく咲いています)

 

 

 

 

127段登って、大興善寺へ (ここは4~5分咲きくらい)

 

 

 

《大興善寺の由来》

平安時代初期、大興善寺は「無量寿院」を称する仏教寺院だったが、承和2年に火災で焼失。承和14年、慈覚大師(円仁和尚)が太宰府滞在中にここを訪問、惨状を目の当たりにしたところから寺の再興がはじまる。その大師が修行を重ねられた唐の仏教寺院が大興善寺だったので、この名が付いた。近年の説では、脊振山系の修験寺としての役割を担っていたという話もある。詳しい歴史はこちらで。

 

 

山門 

 

 

 

 

本堂「草葺」 茅葺屋根

 

 

 

 

ここに生きる

 

 

 

 

もみじの饗宴

 

 

 

 

ここからスタート

 

 

 

 

蕾もたくさん

 

 

 

 

いざ、一目一万本へ

 

 

 

 

来週末あたりかな

 

 

 

 

6~7分咲き

 

 

 

 

まだまだ続く

 

 

 

 

ちょっとひと息

 

 

 

 

見上げる

 

 

 

 

シャクナゲがお見送り

 

 

 

 

秋に訪れたい

 

 

 

注)来週末、24日はイベントが目白押しなので、かなりの人出が予想されます。

 

 

《参考資料》

大興善寺HP

 


福岡県、変異株急増100人超~ワクチン接種は進むのか(4月10日更新) 

2021-04-09 21:40:00 | 新型コロナ

福岡県で変異株が急増している。県が公表している「変異株の発生状況」を見ると、4月8日現在、81人の変異株陽性者が確認されており、そのうち11人が検査済み、残りの70人がゲノム解析中となっている。ただ、全国で変異株が急増しているため、国立感染症研究所の検査に時間がかかっているようで、今のところ型が確定しているのは英国型の8人のみである。(9日現在、英国型23人に)

気になって変異株検査率を見ると、いつの間にか100%を超えていた。先月は50%程だったが、今月は100%超えて113%程になっている。これは今年1月以降に陽性が確認された人だけでなく、それ以前に陽性が確認された人への検査が進んでいることになる。現在、入院または療養している人は400人近い。どこまで遡って検査されるかわからないが、相当数の変異株が確認されるのでは。(と言っていたら、9日、新たに24人の変異株が確認され、計105人に )

要となるのがワクチン。県内最大の人口を抱える福岡市の高島市長は5日の記者会見で、4月12日以降を(試行期間と言えばよいものを)、トライアル期間と位置づけ、一部の高齢者を対象に市内140ヵ所の診療所で接種を始めると意気込んでいた。ところが、7日、福岡市医師会の平田会長が記者会見で、高齢者へ接種を行う市内診療所の医療従事者がまだ一人も接種を受けていないことを明かした。ワクチン接種が進んでいるのは大きな病院の先生方だけ。そのため高齢者向けのワクチンを転用する必要があるという。医療従事者への接種は進んでいるものと思っていたが、、これで高齢者への接種は19日以降になる。

医師会の会見で、福岡市と医師会のすり合わせができていないことが公になったわけだが、こんなことで大丈夫なのか?個別接種については、医師会が調整するようになっているとはいえ、高島市長は市の最高責任者である。肝心なところが抜けたまま発表してはダメだろう。市民の命がかかっているのだから。(いつものことだが)

今朝の報道によれば、4月中の福岡市へのワクチン配分量は1万800回分(5400人分)と固まったらしい。9日はワクチン1箱(約千回分)が届き、その後毎週1~6箱ずつ送られ、計11箱が届く予定だという。高齢者への接種が本格化するのは5月連休明けになる。果たして、このペースで変異株の増加に歯止めをかけることができるのか。とにかく、こちらは感染対策を徹底して身を守るしかない。

 

 

5日、ワクチン接種”トライアル”について説明する高島市長 いつもカタカナというか横文字、、(写真:西日本新聞より)