Inoueinterior Room Blog

報道されない福岡の危機を伝えます。気分転換は山の話題。

試験湛水開始から1年~五ヶ山ダム

2017-10-30 08:27:47 | 五ヶ山ダム

五ヶ山ダムの試験湛水(昨年10月21日)がはじまって、早いもので1年が過ぎた。そこで台風22号が過ぎ去るのを待って、バタバタと五ヶ山へ向かった。

今月は毎週のように台風が襲来しているのでどうかと思いきや、意外に水は貯まっていなかった。前回(8月)の訪問時と比べても状況は大して変わっていなかった。福岡県五ヶ山ダム事務所が発行している「五ヶ山ダムだより9月号」を見ると、昨年11月から今年8月までの雨量は、五ヶ山の最近10年間の平均雨量に比べ、約4割も少ない状況だったとある。やはり水は思い通りに貯まっていないようだ。

そもそも福岡市の水は有り余っているのだから、ダムなど必要はないわけだが、ここ五ヶ山では、昔から雨は少ない傾向にあったことが、「那珂川町の歴史探訪」を読んでわかった。この夏、五ヶ山についていろいろ調べてみたが、とても興味深い歴史があることがわかった。今回は時間がない(北アルプスから帰った直後、母の体調が悪くなり、福岡にいない)ので、次回、詳しく紹介したい。(五ヶ山の歴史についてはこちらで)

 

撮影日:2017.10.29

台風直後 大きな変化はなく

 

 

こちらは今年8月 

 

 

 

 

ダム湖周辺の山 倒木が目立つ

 

 

 

 

 

林道倉谷線方面 ダム端まで水が行き着いていた

 

 

 

 

 

定点観察 ほとんど変化なし

 

 

こちらは今年8月

 

 

10月30日現在EL388m、試験湛水目標水位まであと25.4m(福岡県HPより)、売るほど水は貯まってるようだけど、、

 

 

 

 

 

ビオトープ  水草が少し増えていた(県職員が手入れしているらしい)

 

 

 

 

旧東小河内を見る(手前のコンクリートは「小川内の杉」移植の際に使われた土台)

 

 

 

 

 

「小川内の杉」があったところ かつては紅葉で彩られていたが、、

 

 

 

 

 

川は少しずつ後退

 

 

 

《関連資料》

福岡県HP。五ヶ山ダムの進捗状況(随時更新中)

 

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北アルプス登山・槍穂高連峰 遭難事故多発

2017-10-14 21:20:52 | 

先月末の北アルプス登山。当初の計画では、北穂高岳から涸沢岳、奥穂高岳を縦走し、ザイテングラートから涸沢へ下山する予定だった。しかし、北穂から涸沢岳のルートは危険な岩場の連続で、毎年のように滑落して亡くなる人がいるようなところ、(母の介護をしている身ゆえ)無理はせず、南稜コースで涸沢へ下山することにした。(相方は残念がっていたが)おかげでゆっくり涸沢の紅葉を堪能することができた。

ところで、涸沢では夏季期間中、長野県警山岳遭難救助隊と北ア南部山岳遭難防止夏山常駐隊が待機している。小屋の前には、遭難の発生状況を伝える看板が立ててあった。見ると、槍穂高連峰では、今年7月から9月までのわずか2ヶ月間で11人もの方が亡くなっていた。あまりの多さにびっくりしたが、長野県警ホームページを見てみると、先週末からの三連休、北アルプスでは遭難が多発。10月3日には涸沢岳から北穂高岳へ縦走中の女性(34歳)が滑落して亡くなっていた。まさに(私が危惧していた)核心部といわれているところだ。

今年の山岳遭難件数は、既に昨年を超えている。中でも死者数が一番多いのが、槍穂高連峰。日本アルプスの名のとおり、美しさと険しさを兼ね備えた山ゆえ、多くの登山者が魅せられる。しかし、命あってこその登山。無理しないことを心掛けたい。涸沢に立てられた看板にあるように「あなたのたいせつな人たちが無事な帰りを待っています」だから。

 

 

涸沢の山岳救助隊が待機する小屋の前に立てられた看板(9月25日撮影)

 

 

 

 

 

 

 ここが分かれ道 (9月25日撮影)   

 

 

 

 

 

北穂~奥穂縦走ルート(写真右が涸沢岳、左は奥穂高岳 南稜稜線上から9月25日撮影) 

 

 

 

 

 

難所のメッカ(写真中央に奥穂高岳、その右にジャンダルム 中央下の赤い屋根が穂高岳山荘 同上場所から9月25日撮影)

 

 

 

《参考資料》

長野県警察山岳情報 長野県内の山岳遭難発生状況(10月12日更新)  

涸沢ヒュッテfacebook

 

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北アルプス登山・涸沢の紅葉と北アルプスの花々

2017-10-13 18:15:05 | 

涸沢の紅葉は、先月29日あたりから今月8日頃にかけてピークだったようで、30日のテント場は1000張りを超える盛況ぶりだったとか。ここまで多いと早めに行っておいて良かったと思う今日この頃。11日には本谷橋が撤去され、山は徐々に冬支度がはじまっている模様。というわけで、今日はピーク直前の涸沢の紅葉や北アルプスの花々を紹介。夏の花はほとんど終焉を迎え、数は少なかったものの、貴重な高山植物との出会いも。どうぞ、ご覧下さい。

 

~涸沢の紅葉~

ナナカマドと吊り尾根(9月24日午前9時半ごろ)

 

 

 

 

 

黄葉が目立つ(9月25日午前11時ごろ)

 

 

 

 

 北穂沢とナナカマド(9月25日午前11時ごろ)

 

 

 

 

徐々に色付く(9月25日午後3時ごろ)

 

 

 

 

 

朝日を浴びて(9月26日午前6時ごろ)

 

 

 

 

 

見頃はじまる(9月26日午前7時ごろ) 

 

 

 

 

~今回、出会った花たち~  撮影日:2017.9.23~26

サラシナショウマ(キンポウゲ科) 上高地自然探勝路にて

 

 

 

 

 イヌヤマハッカ(シソ科)そろそろ終焉  横尾~本谷にて

 

 

 

 

 珍しい花だけど、ハコベの一種かな?  横尾~本谷にて

 

 

 

 

 ソバナ(キキョウ科)終焉  横尾~本谷にて

 

 

 

 

ミヤマトリカブト(キンポウゲ科)今が旬  横尾~本谷にて 

 

 

 

 

 

ヤマハハコ(キク科)大好きな花に会えた  本谷~涸沢にて 

 

 

 

 

 

マイズルソウの実(ユリ科)九州より一足早い  本谷~涸沢にて

 

 

 

 

 シシウド(セリ科)  本谷~涸沢にて

 

 

 

 

 シャクナゲ(ツツジ科)ここで会えるとは思わなかった  本谷~涸沢にて

 

 

 

 

モミジカラマツ(キンポウゲ科)白い花びらのように見えているのは全てオシベ、花びらはない  本谷~涸沢にて

 

 

 

 

チングルマ(バラ科)花が散った直後  本谷~涸沢にて

 

 

 

 

チングルマの実 こちらは花が散って少し時間が経ったもの、日当たりの良い場所で見られた

 

 

 

 

 イワツメクサ(ナデシコ科)  南稜岩尾根にて

 

 

 

 

 イワギキョウ(キキョウ科)名前のとおり岩の隙間に咲く  南稜岩尾根にて

 

 

 

 

イワギキョウの近くにコメバツガザクラ(ツツジ科) 花はすでに終わっていた  南稜岩尾根にて(北穂テント場下)

 

 

 

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北アルプス登山(2)涸沢~北穂高岳(平成29年9月24~25日)

2017-10-08 09:59:39 | 

24日午前11時半、涸沢テント場を出発。涸沢小屋脇の登山道からガレ場を登り、しばらくするとハイマツ帯に入る。そこから、さらに大きな岩の上を登り詰めると、南稜コースの核心部といわれる、南稜取付きに出た。まずは、一枚岩に施された鎖場(斜度40度)を気合を入れて登る。一呼吸した後、次は長い梯子(斜度60度)を一歩一歩、慎重に登る。登り詰めると、南稜の稜線に出た。稜線は急な岩尾根続きで、途中、鎖場もあるのでなかなか気が抜けない。岩場を登りきると、北穂高岳南峰と北峰が見えた。そこは南陵テラスと呼ばれるところで、テント場となっている。ちなみに、この日のテントは3張りだった。

北穂高岳南峰直下にある北穂分岐から松濤岩をトラバースし、松濤岩コルに出る。そこから少し登り、北穂高岳山頂に到着。涸沢テント場から約3時間、無事登頂することができた。山頂はガスがかかり、気温は8℃。汗もすぐに冷たくなるほど、とはいえ登頂を果たした後に飲むビールはこれまた格別。北穂高小屋前のデッキで常念岳や大天井岳など眺めながら、しばし至福の時を過ごす。

北穂高小屋は満員とまではいかなかったが、それでも海外(ドイツ)からの登山者など多くの人でごった返していた。さすがに穂高連峰を縦走するルート上にある小屋だけあって、岩登りのプロも多く見られ、滝谷や東稜から岩登りをしてきた人もいた。小屋では午後7時半を過ぎると殆どの人が就寝。翌日の登山に備えていた。こちらも明日は下山を控えているので、早々と床に就いた。

翌朝25日午前5時すぎ、日の出を見るため山頂に人が集まってきた。午前5時半すぎ、雲の合間から太陽が上がってきた。幻想的な風景が目の前に広がる。すべての感動がここにあるかのように。朝食後、デッキで雄大な北アルプスの景色を見ながらコーヒーを飲む。これ以上、贅沢な時間はない。名残は尽きないが、そろそろ下山の時刻。午前7時すぎ、槍を見つつ小屋を後にした。

 

撮影日:2017.9.24

ここからはじまり 

 

 

 

 

ガレ場を登る 

 

 

 

 

岩を登る くじゅうを彷彿させる 

 

 

 

 

ナナカマドの紅葉と前穂高岳

 

 

 

 

ハイマツ帯 

 

 

 

南稜取付き 下山する人を待つ 

 

 

 

 

登りつめて 

 

 

 

 

振り返る 

 

 

 

 

前を見る  

 

 

 

 

 岩尾根を登りきる(写真中央に北穂高岳山頂) 

 

 

 

 

ようやく北穂分岐 

 

 

 

 

 松濤岩の基部をトラバース中の私 頂上まであと少し(相方撮影)

 

 

 

 

 

やった~登頂! 

 

 

 

 

テント場上空で山岳ヘリが巡回 (定時に行われているもの)

 

 

 

 

北穂高岳南峰 

 

 

 

 

 

 滝谷方面はガスで見えない 

 

 

 

 

 滝谷ドーム ここを上がってきた人が  

 

 

 

 

北穂高小屋直下 東陵から登攀のご夫婦 

 

 

 

 

今夜は第四尾根 

 

 

 

 

寝床からの風景  贅沢すぎる

 

 

 

 

おなかぺこぺこ いただきま~す(狭いのでみんなでゆずり合い)

 

 

 

 

槍、現る

 

 

 

 

夕月、現る(北穂山頂から滝谷ドーム)

 

 

 

撮影日:2017.9.25

夜明け前(正面中央に常念岳) 

 

 

 

 

 日の出 

 

 

 

 

 雲海の彼方に富士山

 

 

 

 

煌々と

 

 

 

 

お世話になりました

 

 

 

 

北穂髙小屋 窓にアルプスが映る  

 

 

 

 

至福のひととき(ちょこっと槍の穂先)

 

 

 

 

 

大キレットから槍まで

 

 

 

 

またいつの日か、、

 

 

 

次回は「涸沢の紅葉と北アルプスの花々」をアップします。お楽しみに!(今週末予定)

 

 

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北アルプス登山(1)上高地~横尾~涸沢(平成29年9月23~24日)

2017-10-07 08:05:57 | 

9月23日から26日までの北アルプス登山。(山口で母の介護をしていたためアップが遅くなってしまったが)まずは、涸沢まで紹介。福岡から名古屋まで新幹線(始発)、松本までワイドビューしなの、さらに電車とバスを乗り継ぎ、上高地に到着。そこから自然探勝路を2時間半ほど歩いて、横尾に到着。出発からおよそ11時間、やっぱり北アルプスは遠い。それから、急いでテントを張り、夕食の準備(メニューはチゲ鍋)。この日(23日)は、紅葉シーズンの週末だけあって、テント場はすでに多くの人で賑わっていた。

翌日24日午前7時、横尾を出発。本谷橋までは屏風岩を望みながらの快適なトレッキング、橋を渡った後は急登が続く。途中、下山する人が後を絶たず、所々で渋滞が発生していた。暫くして、Sガレと呼ばれるところで穂高連峰の稜線が見えた。山の中腹が綺麗に色付き、期待が膨らんだ。そこから間もなくして涸沢ヒュッテに到着。(横尾から約2時間40分)。涸沢ヒュッテのfacebookによると、24日のテント場は500張りを超えていたとか。しかし、我々が到着した午前10時前には、すでに撤収した人が多かったのか、そこまで多くはなかった。24日はここにテントを張り、身軽な装備で(ヘルメットはヒュッテで借りて)、北穂高岳を目指した。

憧れの涸沢は、それは美しかった。が、この時期、人の数も半端じゃなかった。涸沢ヒュッテの食堂には、人気のおでんやソフトクリームを買い求める人の列がずらり。極上の景色を目の前に美味しいものを頂く。大半の人が、それが目当て?のようだった。かく言う我々も(食料は用意していたが誘惑に負けて)、カレーとラーメンを美味しく頂いた。(ごちそうさま)

 

 

撮影日:2017.9.23

上高地到着 福岡から約8時間

 

 

 

梓川に積る土砂 背後に明神岳

 

 

 

 

明神~徳沢に熊出没

 

 

 

 

こちらは群れをなすサル 驚くほど人間慣れが進んでいる 

 

 

 

 

新村橋 横尾まであと少し

 

 

 

 

 

横尾テント場到着  今夜の寝床 

 

 

 

撮影日:2017.9.24

いざ、出発

 

 

 

 

 梓川と前穂高岳

 

 

 

 

 屏風の頭、現る

 

 

 

 

屏風岩、迫る

 

 

 

 

岩小屋跡

 

 

 

 

次々と下山

 

 

 

 

吊り橋から本谷橋を撮る(相方と私の影)

 

 

 

 

横尾本谷

 

 

 

 

針葉樹と広葉樹と安山岩

 

 

 

 

奥穂高岳を望む

 

 

 

 

新たな岩崩落 (写真右に穂高岳山荘)

 

 

 

 

いよいよ(写真中央に涸沢岳と涸沢槍)

 

 

 

 

ナナカマドの実もたわわに

 

 

 

 

涸沢ヒュッテへ

 

 

 

 

涸沢到着!(写真正面に涸沢小屋)

 

 

 

 

吊り尾根と大雪渓と涸沢ヒュッテ

 

 

 

 

 

 「涸沢の紅葉を見ずして穂高を語ることなかれ」

 

 

 

 

 

テント設営場所から見る   

 

 

 

※次回は「涸沢~北穂高岳」をアップします。 お楽しみに! 

 

《おまけ》

   

涸沢ヒュッテのカレーとラーメン

 

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