Inoueinterior Room Blog

報道されない福岡の危機を伝えます。気分転換は山の話題。

【自衛隊名簿提供】福岡市個人情報保護審議会、高島市長に答申

2020-02-15 17:35:00 | 自衛隊名簿提供

昨日(14日)、福岡市個人情報保護審議会は、自衛隊名簿提供に関する個人情報の取り扱いについて、高島市長に答申を出した。7日の審議会では、委員から異論や疑問が出ていたにもかかわらず、委員長は個人情報保護条例の目的外利用を認めるという矛盾する結論を出していたが、答申もそのとおりだった。ただ情報提供を拒否したい市民に対して、「提供する情報から除外する措置を講じること」と強調している。しかし、答申はあくまで意見であり、強制力はない。あとは高島市長がどう判断するか。拒否したい市民の情報まで提供してしまうのか。先月の記者会見では一括提供すると明言していたが、審議会の意見を無視して強行すれば、市民の反発はさらに高まるだろう。

ちなみに、2月22日午後2時から、市民団体や市民有志で結成された「自衛隊への名簿一括提供を許さない実行委員会」による市民集会が警固公園で開催される。果たして、市民の声は高島市長の耳に届くか、、

 

 

提供を拒否したい市民の情報は除外するよう求めている(下線部分) 答申の全文はこちら

 

 

 

大学教授や弁護士、議員など約150人と11団体が呼びかけ人に

 

 

この答申を受け、福岡市は18日午前10時からの常任委員会・総務財政委員会で報告を行う。傍聴されたい方は、議会棟8Fで受付を。

常任委員会、特別委員会の傍聴


 

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結論ありき 福岡市個人情報保護審議会、自衛隊名簿提供認める(2月12日更新) 

2020-02-10 21:16:36 | 自衛隊名簿提供

先週末、福岡市役所は騒然としていた。先月31日、高島市長が自衛隊への名簿提供について個人情報保護審議会に諮問したことを受け、2月7日、同審議会が開催された。前出のとおり、市民への告知は規定破りの開催4日前、しかも傍聴席はたったの5席。そのため傍聴ができない市民が市に抗議し、どうにか別室での映像傍聴が可能になったという。この日、山口に居たため参加することはできなかったが、参加した方々の情報によると、当日、約170人(報道では130人超)の市民が市役所へ詰めかけたという。(下写真参照)

委員会室で傍聴された後藤富和弁護士や中山議員(共産党)などの情報をまとめると、福岡市は、自衛隊職員と市職員の事務作業の軽減が、福岡市個人情報保護条例の目的外利用とする「公益上の必要」(条例第10条2項)にあたると主張し、名簿をデータで提供すべきと提案した。これに対し、委員からは「自衛隊員や市職員の仕事を減らすことは公益性とは言えない」との意見が出た。すると、市は「自衛隊は災害発生時の救援活動に尽力している」と反論したという。自衛隊の本務は国防であり、災害救済チームではない。第一、行政の効率化と個人情報は次元の違う話であり、それこそ議論のすり替えである。

また、市が情報をデータ(CD-ROM)で渡すとしたことに対しては、委員から「電子媒体での提供は情報流出などの危険があるのではないか」と指摘。すると、市は「リスクはない」と答えたという。しかし、根拠は示していない。委員からは「システムが完了したのなら必要な名簿だけこれまで同様閲覧させればよい」など異論や疑問が出ていたという。ところが、議論は途中で打ち切り、採決もせずに名簿提供を認めてしまったのである。まさに結論ありき。ツイッター上では、市民から「出来レース!」「忖度!」と怒りの声が上がっていた。

ただし電子媒体は認めなかった。審議会は、提供は紙媒体のみとし、性別と生年月日を除いて、提供を望まない人に適切な措置を執るよう市に求めたという。せめてものつもりだろうが、個人情報保護条例の目的外利用を認め、お墨付きを与えてしまったことに変わりはない。高島市長が審議会の助言を無視し、本人の同意を得ずにデータを提供する可能性は大いにある。というか、おそらくそうするだろう。

さて、福岡市議会はどう動くか。2月議会は来週17日に開会する。本人の同意なしの情報提供に反対しているのは、今のところ共産党と緑とネットの2会派だけだが、自衛隊への名簿提供を拒否したい若者のため、何より人権保護のためにも、高島市長が本人の同意を得ずに情報提供を行わないよう、議会全体で歯止めをかけてほしい。

 

《2020.2.12更新》市が議会に報告するか

自衛隊名簿提供問題について、市が議会に報告をするという情報が入った。当初は、18日午前10時からの常任委員会・総務財政委員会で行われるということだったが、再度連絡があり、審議会からの答申がまだないとのことで、市は報告しない可能性もあると。17日にはっきりするらしいが、答申がなくとも報告すべきだろう。

 

 

2月7日、福岡市役所15階会場前の様子 (写真:後藤弁護士ツイッターより)

 

 

 

福岡市個人情報保護条例が骨抜きにされてしまった、、

 

 

《関連記事》

福岡市、自衛隊への名簿提供認める 18、22歳の住所と氏名を紙で 審議会「事務効率化」(毎日新聞 2020.2.8)

 

《関連資料》

福岡市附属機関等の会議・議事録

 ※7日の議事録はまだアップされていません。

 

 

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【自衛隊名簿提供】2月7日、個人情報保護審議会の傍聴を!

2020-02-04 21:17:40 | 自衛隊名簿提供

昨日(3日)、福岡市は突然、「個人情報保護審議会目的外利用等審査部会」、いわゆる自衛官募集のための名簿提供についての審議日を公表した。それも開催日の4日前にである。会議の日程は、開催日の1週間前(毎週月曜日)までに公表するよう、「附属機関等の会議の開催に関する要領」で決められている。しかし、今回はそれを反故にした。昨日は何度もホームページを確認していたが、午前中の記載はなかった。夕方、公表は来週になるのだろうなと思いつつ確認すると記載があった。一体、何があったのか。

昨日午前、市民団体「市民が主人公の福岡市をめざす市民の会」は、福岡市に対し、「自衛隊への名簿提供方針の撤回を求める申し入れ」を行った。同会によると、申し入れの際、審議会の開催時期について尋ねたところ、市民局は「まだ決まっていない」と回答したという。ところが、そのあとすぐ審議日程が公表されたのだ。これは市民を欺く行為と言われても仕方がないだろう。早速、同会は本日(4日)、抗議の申し入れを行っている。詳しくはこちらで。


そもそも本人の同意なしで個人情報を自衛隊へ提供すること自体、福岡市個人情報保護条例に違反している。にもかかわらず、高島市長は審議会で条例の目的外利用(特例)を認めさせようとしている。なぜか、それは4月に名簿を提供したいからである。市民の反発が高まらないうちに決めてしまいたいと思っていた。そこに市民団体からの申し入れがあり、高島市長のスイッチが入った。時間をかけては不利になる。速攻でやってしまおうと。こうして開催日が前倒しされたのではないか。ちなみに、高島市長は31日、個人情報保護審議会に諮問している。


7日、用意される傍聴席はわずか5名。ふざけた話だが、市民に知られたくない思いの表れだろう。「自衛隊への名簿提供を止めさせる市民連絡会」は5日、傍聴席を増やすよう申し入れを行う。また、多くの市民に会場に集まるよう呼びかけている。ここで市民が反対の意思表明をしないと、もう次はない。審議会は2回はないといわれている。というわけで、ご都合のつく方は、ぜひ会場へ足を運んでほしい。

 

【情報提供を拒否したい方へ】

現在、福岡市議会会派「緑と市民ネットワークの会」でも情報提供を拒否したい人の署名を集めています。

同会派の控室(市役所議会棟11F)へ直接、署名をお渡し下さい。最終分は7日に提出されます。

緑と市民ネットワークの会 TEL 092-711-4875 /FAX 092-733-5881

署名用紙(pdf)はこちらにおいています。

 

 

 

 

 

《関連資料》

福岡市の附属機関等の会議開催情報

 

 

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自衛官募集の名簿提供、拒否署名はじまる~審議会7日決定(2月3日更新)

2020-01-30 19:30:50 | 自衛隊名簿提供

自衛官募集のために、本人の同意もなく勝手に名簿を国に提供されたくない人(当事者)のための署名活動がはじまった。今年、募集年齢(18歳前後と22歳前後)になる、あるいは将来、その年齢になる子供を持つ親御さんなどが立ち上がった。本人に同意を得ることもせず、自衛隊へ名簿が提供されるのを拒否したい人のために署名は集められる。なお、署名期間は審議会が開催される前まで、その後、高島市長と福岡市個人情報保護審議会へ提出される。今のところ審議会の日程は公表されていないが、一部情報によると、2月中に行われるのではないかといわれている。何より、この問題を知らない若者も多いようなので、心当たりのある方は教えてあげてほしい。

 

《2020.2.3更新》

今日(3日)、審議会の日程が公表され、個人情報保護審議会は7日に決定した。会議の開催情報は遅くとも1週間前に出すのがルールとなっているが、それを反故にして開催4日前の公表である。傍聴は可能だが、わずか5名。市民団体からの情報によると、開催する部屋が狭いからとのことだが意図的にそうしているのではないか。いよいよ臨戦態勢に入ってきた。

福岡市附属機関等の会議開催情報(2.3)

 

 

京都市は当初、全て提供していたが、市民からの反対により、本人同意なしの提供はしていない

 

 

 

【情報提供を拒否したい方へ】

署名用紙(pdf)はこちら(別リンク)においています。印刷の上、署名をして集約先までご郵送下さい。

なお、署名は、福岡市議会会派「緑と市民ネットワークの会」控室(市役所議会棟11F)でも集めています。直接、ご提出下さい。

緑と市民ネットワークの会(TEL 092-711-4875 /FAX 092-733-5881)

 

 

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自衛官募集のための名簿提供、反対市民に高島市長回答

2020-01-25 10:45:00 | 自衛隊名簿提供

高島市長が自衛官募集で必要となる対象者(18歳前後の高卒予定者と22歳前後の大卒予定者)の名簿を防衛省に一括提供すると表明したことを受け、今月9日、福岡市の7つの市民団体が方針の撤回を求める申し入れを行い、高島市長に16日までに回答するよう求めていた。申し入れを行った、市民団体「博多湾会議」の脇氏によると、回答は17日付で送られてきたが、高島市長の回答ではなく担当課長のものだったため、再度、市に催促をしたところ、20日付で高島市長名のものが届いたという。

脇氏から送られてきた2つの回答を見比べてみると、中身は全く同じで名前を変えただけのものだった。しかも、申し入れに対する回答ではなく、市の方針について書かれているだけだった。報道内容と同じようなもの、不誠実というほかない。尤も、これまで高島市長が自分の考えに反対する市民の意見を真摯に聞いた試しはないが。

市の回答には、「今後、個人情報の利用目的以外の利用について、個人情報保護審議会の答申を踏まえる」というふうに書かれているが、その審議会の日程について、先日、福岡市情報公開室に問い合わせをしたところ、(公開か非公開かも含めて)まだ日程は決まっていないとのことだった。毎週月曜に市ホームページ「附属機関等の会議開催情報」を更新するので、そちらで確認をしてほしいとのことだった。

高島市長は審議会で反対されても強行するという情報もある。しかし、本人の同意なしに個人情報を提供する行為は、福岡市個人情報保護条例に違反する。市長という権力を使い、市民の個人情報を好き勝手にされてはたまったものではない。これを許してしまえば、次に何が起こるかわからない。今、声を上げないと。

 

担当課長の回答(1月17日付)

 

高島市長の回答(1月20日付)

名前が変わっただけ、、

 

 

こちらは市民団体の申し入れ書

市民団体「博多湾会議」は、来月2日、9日、16日の日曜午後2時から天神で抗議活動を行う 

 

 

《関連資料》

福岡市、附属機関等の会議開催情報

 

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