石造美術紀行

石造美術の探訪記

あけましておめでとうございます

2014-01-01 12:59:31 | ひとりごと

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。余暇を利用したマニアックな道楽も、もうかれこれ10年余りになろうかという今日この頃です。拙ブログも2007年1月に開始して8年目に突入しました。しかし、まだまだ駆け出しものの域を出ませんのでもっと経験値を上げていかないとダメだと思っています。
昨年、小生から見れば雲の上の仙人のような斯道の大先達にお話しをうかがう機会がありました。いわく「おや、〇〇をまだ見ていないのか」とか「これを見て〇〇〇に気が付かないとは石造美術のイロハも知らぬようじゃ」というようなことで「まだまだ修業が足らぬぞ、フォフォフォ…」とたしなめられることがありました((注)小生が感じたニュアンスを強調するため発言内容に脚色あり…)。いやはや、日ごろの不勉強と情報不足に頭を抱える次第でした。どこまでも突き進んでいくと底知れぬディープな世界、所詮小生のごとき余暇を利用した道楽者は仙人の境地には程遠いことを思い知らされました。しかし、めげてばかりもいられません。石造との関わりは人夫々、小生には小生の仙人たちには仙人たちの関わり方があり、是非もないことです。当の石造たちはあいも変わらず山野にあって涼しい顔をしているのですからね。とはいっても独善や一人よがりは禁物、それから「俺が俺が…」も禁物、これからもできるだけ情報を収集し、また幅広くお教えを請いながら「奥行のある鑑賞態度」で謙虚に石造たちに接していきたいと思っています。むろん余暇を利用した道楽の域を出るものではありませんが、等閑視されがちな石造の価値や魅力を顕彰・発信していきたいという気持ちに変わりはありません。なかなかUPのペースも上がりませんが「常歩無限」今年もぼちぼちとやっていきますので何卒ご贔屓くださいますようお願い申し上げる次第です。
六郎敬白