感染症診療の原則

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仮名 "London1_novel CoV 2012"

2012-09-26 | 毎日いんふぇくしょん(編集部)
ガリガリくんにコーンポタージュ味が突然登場するように、ウイルスにも新しいものが出るわけです(・・・うーん。これは一般の人にはわかりにくいか)。

新しいコロナウイルスで、2人死亡例がいて、、、ということでイギリスとECDCとサウジアラビアが どうしましょ、的な話にはなっていますが、暫定ネームとして上記の名前がつきました。

United Kingdom's Health Protection Agency (HPA) released a preliminary phylogenetic tree for the virus and tentatively named it "London1_novel CoV 2012."

そのうち正式なお名前がつくのかもしれませんし、このままかもしれません。

コロナウイルス家族の系統樹をみましょう。

Partial genetic sequence information for scientists about the Novel Coronavirus 2012

こんなかんじです(・・といっても当編集部はこういったものになじみがありません)。

どこがどうちがうのかしら?ということに熱くなれない。
熱い人に教えてもらうことにしましょう(^^)。

ECDCはEU諸国の感染症関連の対策のリーダーでありますが、ここは感染症の問題をキャッチするとすぐリスクアセスメントが行われ初動のためのアドバイス文書を発表します。

専門家がリスクの内容や大きさを評価してくれるので、関係者は慌てないですみますね。

Coronavirus: collaboration and surveillance the key to early detection and understanding the risk
9月25日 ECDC

どちらも25日の文書です。

日本はこういうときに、まずどこを見ればいいんですかね~
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