感染症診療の原則

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インフルエンザ抗原検査は消える?

2018-04-09 | 青木語録
編集長、色々と困難な状況の中でも細々と勉強しております。
今朝は去年のID week 2017から・・

演題:
Diagnostic Updates: Syndrome-Based Diagnostics

演者:
Richard Hodinka先生(フィラデルフィアの小児病院:CHOP)の先生。

有用性:
・集団発生の調査に有用
・重症High risk症例に
・教育用

感度・特異度:
・似たようなもの

Molecular Multiplex RP Panelsの将来:
・small, fast, simple, accurate
・早いものは結果がでるまで5-20分程度
・器械は小さくなっている。⇒Point of careで活躍する
・器械は高価でも、Patient Careに有用であり、多く使用されるようになれば、Payするかも

最終的な課題:
・最終的に予後を変えるのか?

気になった些末な事:
・FDAが感度その他に疑問を持ち、ちまたの「インフルエンザ抗原検査は消える?」
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