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フロリダ通信 その1

2010-08-23 | 志し高く(特派員便り)
Taro先生、マイアミで研修中です。
レポートがとどきましたので紹介します~。

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さて、フロリダに来て1週間近く経ちました。
フロリダだからどうせオレンジと海、と思うでしょう皆さん・・・・
違います。

ここゲインズビルは森の街として有名だそうで、飛行機が着陸する時には飛行場以外は森、森・・・・本当にここに人が住んでいるのか?と思いました。まるで映画「アバター」の世界。

およそ自分が知る限りもっともミニマムサイズで可愛らしい雰囲気のゲインズビルの飛行場。到着ゲートにはスタイン先生(以下、ジェリー)にお迎えいただきました。4年ぶりの再会です。ジェリーは日本での7年のキャリアの前後からここゲインズビルにお住まいで、現在はMedical Education Consultantとして仕事をされています。

ここゲインズビルでのミッションは臨床の勉強です。主には許可の下りたUniversity of Florida Shands hospital、University of Florida Clinic、VA病院での実習になります。



早速ですが、初日と2日目の午前は病院で過ごしました。
私が希望して所属した部門は内科や感染症科ではなくFamily Medicine(FM)。入院患者も診ているようです。

朝7:30から病院業務はスタート。病院では早速ERからの入院を引き継ぎ、病歴と身体診察を取り、院内の私の案内役である3年目FMレジデントのTamayo先生にプレゼン、という感じでペアで行動しました。Tamayo先生はもともと東京・自由が丘で生まれ、幼少の折に米国に移住されたため言語は英語です。現在FMのレジデントですが、将来招聘医師としてどこか日本の教育病院でお会いできるかもしれません。

初日の入院は急性肺炎球菌性肺炎+COPD急性増悪+拡張型心不全の81歳男性、DMと脱水の59歳女性・・・という感じでした。その他は病棟管理。翌日は早朝カンファで前日の入院患者のプレゼン。フルプレゼンテーションを米国の病院のカンファで大勢の前で行ったのはこの日、2010/8/17が実は初めてでした。楽しかった!! (つづく)



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