感染症診療の原則

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結核と誤診と集団感染

2007-06-30 | 毎日いんふぇくしょん(編集部)
目の前のコホコホ咳をしている制服の患者さんに結核を考えたことがありますか? 誤診は個人の健康だけでなく、感染症の場合、社会への影響も大きいのが特徴です。 結核関連ニュースが続きました。 再発防止や取組み改善につなげましょう。 『医師が結核を鼻炎、風邪と誤診 高校で生徒らに集団感染』 大阪市西成区の高校で結核の集団感染が発生。 生徒10人と家族6人の計16人が感染。 最初に感染した男子生徒は昨年 . . . 本文を読む

ヨーロッパの感染症の取組み

2007-06-30 | 毎日いんふぇくしょん(編集部)
PubMedなどで拾える情報の多くは英語、7割近くは米国の情報といわれています。 私たちが日々目にする感染症関連の情報も米国関連が多いですね。 ちょっと違うとことも見てみようというときにはユーロサベイランスが便利です。 最新号に参考になる情報がありましたので紹介します。 まずひとつめは「医療者向けの感染症トレーニングの開発」です。 日本では医学部で臨床感染症を扱う講座が少なく、初期研修でも必 . . . 本文を読む