感染症診療の原則

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エライ!

2007-02-22 | 青木語録
昨日は、数日間の咳と労作時の軽度の呼吸苦、他院で指摘された右側胸水を主訴としてこられた70代男性の症例でChallengeを受けました。軽度の不穏、脈拍が100を超えていた以外、バイタルサインに異常無し。熱もありません。胸痛、血痰などなく、心不全様の症状・所見も無い方でした。 熱も無く、白血球も正常でしたが、高齢者の意識状態の変化を見て、敗血症の可能性を考えたER担当医師は早速、血培を採取。翌日 . . . 本文を読む
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千載一遇の

2007-02-22 | 青木語録
ある日の外来で50台独身女性、風邪の患者さんが受診されました。主訴は「風邪」。そして病歴も典型的な風邪のようで、しかも「一番酷かったのは昨日です、、」と既に回復過程にありました。以前ならば、「それは良かったですね。お大事に、、」とお帰り頂きますが、 最近は千載一遇のチャンスとばかり、それとなくHIV感染症の可能性についてお聞きする機会にさせていただいています。「性感染症に罹患する機会はありました . . . 本文を読む