自動車趣味…その果てしなき天国と地獄についてのブログです。オーストラリアでのロータスエクシージによる海外レースなど。
a passion for cars
GR86 ドリフト体験
やべぇ、楽しい。
そしてオレ、伸びしろしかないじゃないか。
多くの古参アマチュアドライバーにとってスライドコントロールはより速く走るため、または危険回避のための単なる一手段で、邪道だよな、なんて言いつつ横目で見て楽しそうだな、というのがドリフト。
そのドリフトの練習会、初めて参加してみました。
以前つくるまサーキットにお邪魔した時、管理人の高木さんが主宰する『タコパdeドリフト』にお誘いいただきました。
高木さんは那須でアクセルカフェというお店の店主でもあり、イベント中はタコ焼き食べ放題、走り放題で1万円というお財布にも優しいイベントです。
4回参加してもGRエクスペリエンスより安い(笑

初心者歓迎ですが初心者オレだけ。
レーシングスーツ着用オレだけ。
タイヤ持って来てないのオレだけ。
いろいろ場違いではありましたが、私より年配の人も何人かいらっしゃって、しかも上手。
いろいろ小難しくないところがいい。
車が横向いてアクセルでコントロールできれば、タイヤもサスもエンジンもセッティングもなんでも自由。
もちろん競技となると話は別ですが、基本自由。
タイムトライアルとドリフトは競技スキーと、スノボやスケートボードの関係みたいなものかな。
もともとはタイムに縛られないサーキット遊びとして始まったのがドリフトです。
細かくセッティングして、なんならちょっとインチキして表彰されるより単純に「アイツかっけー」「すげぇ」と仲間に思われたいっていうのがドリフトの本質じゃないか。
しかし、大人が目を付け競技になって審査員作って採点基準みたいなものができて、最近では昔からいた多くの貧しいドリフターが脱落するという状況になってきているみたいです。
かつてアウトローで自由だったドリフトも市民権を得ちゃうとつまらなくなったという人もいますね。
何となくわかります。かつてのゼロヨンみたいですね。
「審査員に評価されたくねぇ。仲間にWao!って言わせたい」
がドリフトの本質だ思います。
GR86のポテンシャルはどうかというと、たしかに馬力がないとスライドを持続させられないです。
できないことはなさそうですが相当難しい。
コーナー立ち上がりでリアのトラクションが戻るまでアクセルを待つ癖がなかなか抜けない。
思い切って踏みつづけないと86はスライドが維持できないのです。
ステアリングの切れ角度もアップさせたいけどやりすぎ注意、泥沼の予感はします。


ドリフトは雨が降っても楽しい。
あらためて車を操ることの難しさと楽しさを知ることができました。
スポーツ走行と違って1回ごとの走行時間が短く、自分のペースで1日楽しめます。
普段タイムという呪縛に囚われ、帰ってからプロでもないのに反省ばかりでしたがこの日は、楽しかったなぁ、でぐっすり眠ることができました。
例えば今から筑波のタイムを1秒詰めるのは大変だけれど、ドリフトテクにはまだまだ伸びしろがあるので、これからが楽しみです。
1泊2日の荷物積んで、タイムアタックもドリフトもできてGR86は私にとってはスーパーカーです。
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上手な人でもクルクル回ってるし。
日曜日のイベントがあればお誘いします。
gooからの引越しは、、、夏休みぐらいでしょうか。まとまった時間が必要そうですし、、、