a passion for cars

自動車趣味…その果てしなき天国と地獄についてのブログです。オーストラリアでのロータスエクシージによる海外レースなど。

YZF-R6

2007年02月16日 20時59分13秒 | Weblog
近所のバイク屋にYZF-R6を見に行ってからもう10日が過ぎてしまった。なのに未だに決断できないでいる。毎日毎日迷ってる。
機械フェチとして、うっとりするほどに美しいヤマハのデザイン。アクラポビッチとオーリンズ付。値段もそんなに高くない。Zに使った費用に比べれば。なのになぜ買わないのか。もうすでにトランポを買う予定でパジェロも売却が決まってしまった。一昨日車を業者へ持って行き、印鑑証明も印鑑カードを再発行してまで今日とった。なのにこの期に及んでなぜ迷っているのか。

なぜなら、死にそうだから。

スーパースポーツを買えばきっと峠を走るだろう。そこで事故無く過ごせても、自然と次はサーキットを走りたくなる。そして今度はレースに出たくなる。いつかは転倒または事故る。もう間違いない。
正直車は何キロで走っても恐くない。200km/hで事故っても助かる可能性があるから。オーストラリアのレースでホームストレート終わりでブレーキが抜けた。生まれて初めて心底「シャレにならん」と思ったがどうやって対処するかで頭はフル回転してた。今までの人生が走馬燈のように、、とはならなかった。壁にぶつかる直前でサイドを引いて真横からぶつかった。車の窓が全て割れてふっとんだ。でも体はなんともなかった。バイクだったらどうだろうか。また、スピンした車を避けきれず正面からぶつかりAussieを病院送りにしたがオレはなんともなかった。割と体は頑丈な方だがバイクで生身では。。。。以前カタナで右折車につっこみ車とバイクをぼこぼこにしてしまったがそのときも体は軽い打撲だけだった。そんな運の強さもいつまで続くか。

あるベテランライダーが「3回迷ったらやめろ」と無事故の秘訣を語っていたが、もう100回ぐらい迷っている。
1300ccの隼を何のためらいもなく買えたというのにどうしてこの600ccの小娘にオレはビビッてるのか。
本能が危険を遠ざけようとする。同時に「このcoolなバイクを前にしてオマエはchickenかい?」とささやく悪魔の声。