縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

43おらの土器(秋田県)

2024年07月09日 | おらの土器

43おらの土器(秋田県)

①はじめに
土器は、由利本荘市に所在する根子ノ沢遺跡で偶然発見されました。

この土器は、
・口縁が四つの波状をなし
・上が大きく開き、下が小さくすぼんだ形状です。
・くびれには線を3本引いて
・上下に立体的な渦巻文を組み合わせた複雑な文様
・渦の中心には縄文があります。

土器の器形は今までの見方では「おらの土器」として見ている風景を描いている

②土器の解読

上に鋭く張り出した景色が実際にあるだろうか。

「由利本荘市、山」を検索し

「鳥海山」があった。

鳥海山の東側を中心にたくさんの噴火活動がおこりました。
約2500年前には山が大きくくずれてカルデラというへこんだ地形をつくりました。

以上のような解説文があった

土器を見て

縄文時代にも鳥海山は噴火活動をしたにちがいない。

土器の上部は鳥海山のカルデラで下部はすそのの光景だと想像してみた。

③終わりに

・細かな点の土器と地形との照合は課題である。

・カルデラに湖沼かあることを表しているのです。

縄文楽   浄山

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