縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

「北黄金06」(ミドリ色?)

2019年11月13日 | 北黄金貝塚公園
北黄金貝塚の土器です。 縄文中期の縄文時代の盛んだったころの土器と言えます。背景が気になります。  日常的に使われていた土器だとよくわかります。 「山」と「海」の境界線を拡大してみました。少し青っぽい色が見られるように感じます。下から蛍光灯で照らしているので、その影響かと思いましたが、どうも異なるようにも見えます。はっきりとしません。  土器の模様を拡大して見る . . . 本文を読む
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「北黄金05」(干潟)

2019年11月13日 | 北黄金貝塚公園
「土器模様は生活環境」と設定していますので、この土器の環境を推定することも可能と思ったのです。 ところが、縄文模様であるようで、縄文模様ではないのです。 縄文(網目)の模様といえるだろうか。   「草木」としたところは「網目」の模様だとすると海になるのでこの土器全体が海になります。 土器の上部にあるので、海でなく草木としました。今の丘の風景のように大きな木がなく笹などの丘で . . . 本文を読む
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「北黄金04」(コンブ)

2019年11月10日 | 北黄金貝塚公園
縄文中期の縄文時代最盛期の時の土器です。 円筒型土器は(深い)海を生活環境としていることが分かります。 上辺が「山」(陸)で下方が「海」の領域とします。 土器紋様には生活環境が記されているのです。  山と海の境に「〇」がありますが、これは「水」を示していて連続していて「川」と解釈できそうです。 今でも「湧水が」あり小さな川が3本もあります。縄文時代には3本の川があったとは思 . . . 本文を読む
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