縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

「北黄金04」(コンブ)

2019年11月10日 | 北黄金貝塚公園

縄文中期の縄文時代最盛期の時の土器です。

円筒型土器は(深い)海を生活環境としていることが分かります。

上辺が「山」(陸)で下方が「海」の領域とします。

土器紋様には生活環境が記されているのです。

 山と海の境に「〇」がありますが、これは「水」を示していて連続していて「川」と解釈できそうです。

今でも「湧水が」あり小さな川が3本もあります。縄文時代には3本の川があったとは思いませんが川があったことを示しています。

 「海」には岩場があって「コンブ」があるようです。形からコンブと設定しました。

何しろ、この時期の貝塚があり「カキ」や「ウニ」が層になっています。海藻の繁茂する海だったと言えます。

この部分は、画像を再吟味したり他の土器とも照合して判断したいと思います。

 盛り上がった横線があるようです。これは砂丘かなと予想しています。

これも、検証が必要です。

縄文楽  浄山

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