縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

人をマムシに2

2019年01月13日 | 日々縄文
※ 画像をネットからお借りしています。

土器や石器 祭祀用具に、ヘビの霊力を得るための施しのあることが想定できます。

縄文文化とアイヌ文化とは、強く関わりあっているように思います。

昭和30年代には、口の周りに黒く大きく入れ墨をした人をコタンで見かけたものです。

この風習もヘビの口を意識して描いたものと思えます。
威力のあるマムシを模したのでしょうか?


服装も、何となくマムシの紋様を身体にまとっているように思えます。

人をマムシに模して生きるための霊力を得ようとしたのでしょう。
また、悪い霊が身体に入らないように願ったのでしょうか。


『口をヘビの様に大きくするのは「男性の髭」もしくは「神聖なヘビ」を模した。』と言った説明もあります。

以前に「スプーン」(上記の画像)というのを解説しましたが、細長い切れ目は、口だと確信しました。

口の周りの小さな切り傷の線(左)は、口の周りの「ヒゲ」であったか。

一方(右)は、口の縁を色で太く塗ってあるに違いない。

しかし、入れ墨は、身分証明替わりに必要な印かとも思う。
縄文人も、きっと入れ墨をしていたに違いない。

      謎解きもおもしろい!
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