「縄文時代中期/約4500年前の縄文土器」
「高さ46.5cm 岩手県繋遺跡出土 国指定重要文化財」
「高さ46.5cm 岩手県繋遺跡出土 国指定重要文化財」
「全面に隆沈線による唐草状の大渦巻文を中心として,小渦巻文や懸垂文が描かれている。北上川流域における代表的な縄文中期の土器といえます。」
以上が解説文です。
「おらの世界を土器に表す」
1、土器を見て思うこと
・北上川流域に生活する人達の土器と認識しています。
・口縁の緩やかな突起が気になります。
・口縁の溝の意味が不明です。
・渦巻きは水の流れでできる「渦」とします。
上の土器も同じような器形をしています。北上川流域に関連している土器でしょう。
口縁の多少のちがいもありますが、すべてが緩やかな器形になっています。
2、土器の解釈
・器形が長くゆるやかなカーブをしていることは、川のゆったりとした流れの光景が浮かびます。水量も多く渦を作って流れている所もある川です。
・口縁は、仮説として「川の面」で流れの様子です。ゆったりした流れや波が立つような流れを意味しているとも思えます。
・岩手山が口縁に表れているとも考えられるが確信できないでいます。
・口縁の「溝」は空間を表しているのかもしれませんが課題です。
不明な点は今後の課題になります。
「北上川流域で生きる人たちは「唐草上の渦巻き」紋様を土器に付ける風習があるのかも?」(北上川の恩恵に感謝)
サケの遡上に感謝する。
縄文楽 浄山
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