大分県の土器は、たくさんあるとはいえません。
この土器も、変化の少ない模様だと思って何が見つかるのか不安でした。
このような時には拡大して見るのです。
「おらの世界を土器に表す」
一部ですが拡大した部分ですが、不思議な模様が見えたのです。
表題には「楕円押型文土器」とあります。
見ていると左右の押し型が「凸」と「凹」の模様に見えるのです。光の関係とも思いましたが、どうも、凹凸と模様にちがいがあるようです。これも、拡大して見て気付いたことです。スマホの画面では見えないかも知れません。
この模様は、とんでもない発想と思う方もおられるでしょう。
実は、この土器の出土した地域は、大分県日出町エゴノクチ遺跡と言われています。
10キロ強メートル離れた所に「温泉」があるのです。(別府温泉)
「凸」状の模様は、温泉が噴き出すような光景と感じます?
いずれにしても「温泉」が近くに湧いているという世界の土器といえます。
土器の体型は丸底のようで、浅い広い環境を表わしているように思います。
ボコボコ温泉の沸く「温泉地帯」だと土器が語っています。
温泉に感謝する。何か意味があると思いますが不明かです。
「土器の解読はおもしろい」
縄文楽 浄山
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