縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

09おらの土器(高知県)

2024年06月03日 | おらの土器
片口注口土器といっているようです。

この土器は、
「下益野東太田地区の開墾中に出土したもので、表面に曲線的沈線文を施し、その間を繩文でうめるなど磨消繩文の発達が確認できます。土器の型式は後期繩文式土器形式に属します。」
と解説がなされています。
 
「おらの世界を土器に表す」
 
「土器の形は地形」と設定していますが「片口注口」はどのような地形を表しているのでしょうか。
利便性を求めて作ったというのが定説でしょうが、何か地形の特徴があるように感じます。
無理に各部位にことばを当てはめたといった感じです。
 
「湾」は大きな内海といった湾と小さめの湾があるようです。
「島」は当時は陸から離れた島だったとも想像できます。
 
紋様は生活環境と考えますので、湾や島、川、海などが描かれていると想像できそうです。
 
高知市の「湾」を調べると「種崎砂州」というのが見つかりました。
 
この地域と土器の模様が合致することを期待しています。地域をよく知っている人なら判断できると思います。
 
このような絶景ともいわれるような湾を生活の場にしていた人の土器でないだろうか。
 
縄文楽 浄山
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