福岡県の土器ですが福岡市の出土品です。
口縁には、高低の山型が12個も連なっています。これが何かですが、見当もつきませんでした。これにも意味があるはずです。めずらしい土器です。
縄文ヒトは「おらたちの世界を土器に」表す
「土器形体は地形」「土器紋様は生活環境」と設定しています。
よく一部分を拡大して見ることをします。
画像を拡大して眺めると新しい発見が見つかることがあるのです。
資料絵図がありましたので比べてみました。
この資料絵図は、外海から内陸を眺めたものです。この土器も外海から眺めているようです。
「博多湾」の絵図と似ているので驚きました。
山並みや湾の形体までがそっくりです。
土器の背面などは、どのように模様が付けられているのでしょう。
「土器模様はおらの世界」に合致することが確信できる土器と感じました。
縄文楽 浄山
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