縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

縫い針の発明

2019年01月17日 | 日々縄文

氷河期を生き残るには、縫い針がなくてはならないと想像します。

さて、縫い針を5300年前のアイスマンも移動する時に必需品として持っていたのです。

日本でも栃原岩陰遺跡から、約1万年前の鹿角製の大小様々の縫い針が出土しています。氷河期でした。
    ネットより引用しました。すばらしい縫い針です。
 
縄文時代は、北黄金貝塚でも、厳寒期に狩りを行う時等に、寒さをしのぎ、軽くて温かく動きやすい衣服やはき物が要求されたでしょう。

思い通りに毛皮を裁断し縫い合わせることが出来れば、軽く防寒に適するという事につながっただろし、気密性を上げるために縫い穴を小さくし、縫い目も小さくしたと思います。
展示している縫い針を見て下さい。
縫い針がケース(鳥の羽)に入ったまま出土しています。


色々な種類の縫い針が出土しています。何を作ったり刺繍をしていたのでしょう。

その小さな針穴に細い糸を通して、縫い合わせたり、刺繍をしていたかも知れません。

縄文の心に慕っていた幸せな時間だったかもしれません。

この小さく細い針穴は、どの様に空けたのでしょう。

また、小さな針穴を通る様な糸は、何でしょう?

人の髪の毛と比べて強く細い糸は、あるでしょうかね?
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