縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

(縄・余話06)「三内丸山・施文具✖」

2022年02月27日 | 縄文楽

三内丸山・施文具✖
遺跡縄文土器
三内丸山遺跡の土器は何回も眺めています。しかし拡大して見るということはしていなかった。


この土器も繊維土器の可能性が高いのは粘土を使って細かいところもどうやって作るのか疑問を持っていた。
今回の縄文土器は施文具を使って模様を作るのか確かめるために拡大してみています。
縄目と思われる縄文をしっかり見ていると色々な模様があることがわかってきた。縄を転がした施文具でなくて下地の繊維が浮き上がらせて模様を出している。


部分的に施文だと思う爪型を見たがこれも施文具でつけたといえない。この土器は繊維土器だといえる。

縄文土器のほとんどが下地に繊維土器が使われて粘土を染み込ませたと想像しています。

縄文楽  浄山

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« (縄・余話05)「北黄金貝... | トップ | 縄文土器『研究・現状』 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿