(縄・余話02)「土器・繊維土器」
土器は部分を拡大して眺める。
拡大してものを見ることは 細かいところも気をつけてみるということであった。
最初は繊維土器かを調べるために 拡大して探るように見ていた。
次に、下地は繊維土器であり模様は施文具を使ってつけると思っていた。
模様は施文具を使うという認識が強かった。だれでもそのように思っているにちがいない。
これで終わったわけではない。
やがて、すべての土器が下地を繊維で作っているのでないかととんでもないことを思いつく。
下地の模様も繊維でつくって下地のままの模様をそのまま出しているというのです。
これは重要な事なのです。施文具を使って紋様を付けるのでなく下地そのまま出ていると思える土器もいくつも目にしています。
印象深いのは「富山県朝日貝塚のバスケット土器です」
これを応用すれば「火焔土器」になる。
本当なの!すばらしい技術の縄文の世界
細部まで土器を見ることだろう。この土器も拡大して眺めるとつくりが分かるかもしれない。
これを復元できる技を持った現代ヒトはいないだろう。
縄文楽 浄山
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