縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

「縄文ドキッ20」(カメムシ土偶)

2019年10月13日 | 土偶

伊勢堂岱遺跡の土板(土偶)です。この土偶は以前に一度解説していますが「カメムシ」と命名しています。

なぜ、カメムシなのかです。きっと、異様に思われるでしょう。

この土偶の正体を明かすには時間が、かかりました。

 

土偶はお守りだと考えます。動物(昆虫を含む)の繁殖力、生命力、強さ、防御などの方法にあやかるために「お守り」に作ったのでしょう。

「カメムシ」は人だけでなく他の生き物も敬遠する。「くさい」という印象があります。

この防御の方法が「病気 ケガなど」を受け入れないという願いとなっているのだろうか。

 

なぜ、カメムシか

・形が逆三角形で似ている 

・黄色い線は昆虫の羽根をたたんだ姿  

・アシが細い(無い)    

・他の生き物に該当するものがあるだろうか?

・カメムシに実によく似ている

 くさいのが防御ということであろう。だが、昆虫食の方は「食料」としていることがわかった。

 縄文楽 浄山

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「縄文ドキッ19」(太陽土偶) | トップ | 「縄文ドキッ21」(太陽土器) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿