伊勢堂岱遺跡の出土品に目が止まった。
土偶である。キノコ土偶、笑う土偶 板状土偶 などなど「なんだ」と思うような不思議な形態の土偶が出土している。
意味のない土偶などないはずだ。何らかの意味を見つけ出したいものだ。
この土偶も意味あるものとして考えたにちがいない。
この意味を探るのがおもしろい。
寒冷化が起きて食べ物も不自由した時期かと想像する。縄文時代の人口も減っている時に当たる。
太陽の暖かさが戻るように願って「太陽土偶」(笑う土偶)を作っていたと思う。
ストンサークルも「太陽」に関係するものと考えている。
「太陽土偶」 ふざけた命名だと思う人も多いだろう。決め手は「夏至」「冬至」の「渦」があることである。「命の再生」につながるのか。
右側の「渦」が低く作られている。
つまり「低い太陽」で「冬至」の太陽というわけである。
笑った顔にしているのが楽しく思える。
「渦巻き」 ストンサークルも太陽に関係すると考えている。
「太陽のお守り」としての「御札」といったものだと思う。
月の循環とも思ったが、太陽は大小で表せるが、月は、満ち欠けである。
太陽の恩恵にすがりたい。
太陽土偶は、楽しい土偶に見える。よくできた表情といえる。太陽を人化したものと考える。
縄文楽 浄山
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