縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

19三内丸山(盛土)

2021年10月25日 | 三内丸山

1、はじめに

「おらの世界を土器に表す」

四隅に突起があり縦に少し反っています。
つくりがしっくりした感じで火を扱っていたような土器に見えます。

2、わかること

・太めの隆帯文の線は「盛土」として見ました。しかし、特別な「道」とも考えられそう。丘の上と海岸線や丘から海に出る道路が特別に作られたともみられる。盛土が丘をぐるっと取り巻いていると思われるが、疑問もある。
※「盛土」は「盛り土」と「墓域」を含んでいる。(北黄金貝塚は貝などとお墓が共存している)

「住居」~「C状の印」が「墓壙」とも解釈できそうだが課題になる。

3、終わりに

盛土が丘を取り巻いているのが事実だろうか?丘全体が「聖域」といった思いもする。読み取れないがおもしろい!

縄文楽 浄山

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