縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

20三内丸山(巨大柱)

2021年10月27日 | 三内丸山

1、はじめに

四隅の盛り上がった部位は「盛土」であろうが、上部の模様は何を語っているのだろう?

2・土器の解明

「盛土」~縦の線が引かれた模様を指しています。丘の上が隆起しています。海岸線にも「盛土」が続いていると考えられます。

「住居」~少し太くなっている部位です。

「通路」~丘から海岸に降りる道があり、海に張り出した道もあると考えられます。

 

「祭祀場」~小さな「穴」が空いています。これを空洞として建物に設定しています。これが「巨大柱」と想像できるかも知れません。祭祀場から海(西)に向かって道が引かれています。太陽の沈む方向と関係があると感じています。

3、終わりに

数多くの事例を積み重ねることによって、解答を得ることと思っています。部位の名称がその都度変わる事もあります。

縄文楽 浄山

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