![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/d4/1c1d199d77de8023ce8b2903a8e7f64f.jpg)
1、はじめに
三内丸山遺跡の土器を扱っていて解読に壁を感じるのです。それは、遺跡そのものが「送りの儀式」の対象になっていると感じています。土器の読み取りも簡単でなく「生きる」「産む」「送る」といった意識が土器に表れているのです。
土器の細部にまで縄文ヒトの意識が込められています。したがって「意味」があるのです。
この土器は太い隆帯模様の「通路」としたところがありますが、何を意味するのでしょうか?
2、土器の解読
「盛土」~「盛り土」と「墓壙」を含めた総称になります。※「通路」となる可能性もありそう。
「建造物」~太く巻かれた模様です。「掘立て柱」「竪穴式住居」などです。
「通路」~「盛土」から「海」に降りてくる道と思われます。この道には「墓壙」も含まれているかもしれません。特別な感覚を感じます。「聖道」とも思われます
「住居」~「掘立て柱住居」と思います。線が切れているのは地下でないと教えているのです。
「樹木」~海岸にあるので「盛土」としないで設定しました。
3、終わりに
部位の指定が決まっていません。読み取りも異なる名称があっても当たり前としています。
「盛土」か「通路」か「墓壙」「樹木」か迷うところです。
「おらの世界を土器に表している」 どの様な世界だろうか
縄文楽 浄山