縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

⑤北黄金・物語(火山)

2022年08月30日 | 北黄金貝塚公園

 

 

北黄金・物語(火山灰)


「噴火湾」の周囲を取り囲むように恵山岳 北海道駒ヶ岳や有珠山に樽前山などの活火山が活動しています。

 北黄金貝塚の 対岸には駒ヶ岳が 見えます。

 この駒ヶ岳が大噴火したときの火山灰が北黄金の丘にも積もっているのです。

情報センターの中の剥ぎ取りの貝塚を見てください。
貝塚の下の方に火山灰が見えます。

この貝塚は発掘した時に実物を剥ぎ取って持ってきたものです。
この(ko-g)の火山灰はおよそ6000年前の駒ヶ岳の火山灰とされています。

するとこの貝塚は何年頃できたと想像できるでしょうか
このように火山灰の層によって時間が分かるということは貴重なことです。

有珠山も何回か噴火しています。


有珠山の火山灰の層も非常に貴重な時間を表す指標になっています。
西となりの入江貝塚の土器には 縄文時代に有珠山が噴火したと思う 時期の火口が 描かれた土器があります。

縄文楽の見解であって定説となっていません。

     縄文楽 浄山

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