縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

39山形(竪穴式住居?)

2023年02月06日 | おらの土器

1、土器の解説がヒントになる
「湯坂山B遺跡は、円田地区の丘の上にあります。
調査の結果、丘の頂上に近い一帯から、竪穴住居跡13軒貯蔵穴(ちょぞうけつ)8基などが発見されました。竪穴住居跡などから出土した土器につけられた文様から、今から4,200年ほど前(縄文時代中期後半、大木9式期)の人びとが暮らしていたことが分かりました。」解説がなされています。
 
2、土器から見える事
 
「土器の体型」 深鉢でなく浅い造りであることは、広がりのある平らな面である。
 
「人が整地?」 幅を広く取り大地から住居地を借りていると意識していると思える。
人が手を入れて耕作したり工事をしている土地にも感じる。
 
「住居」 円状の輪である、中が塗られている(人がいる)
 
「人工物」 円があるが薄かったりはっきりと形がとられていない。貯蔵穴とか廃墟などの可能性もありそう。
 
「注1」 細かい点だが円が「の字」であり外とのつながりを感じる。
 
「注2」 はっきりと描かれていない。廃墟か貯蔵穴か、不明である。
 
3、分かる事
・解説文にある様に丘の頂上近くに住居がある。
周りにも貯蔵穴などが造設されているように思える。
・住居の表し方のヒントがあるようで参考になった。
 
再度、検討が必要「おらの世界を土器に表す」
 
縄文楽 浄山
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