某天文台の65cm反射望遠鏡にPENTAX K-rを付ける
チャンスがありました。うーん、K-rの晴れ姿じゃ。
65cmともなると、こんな大きさです。
主鏡セル下で2m10cmぐらいでしょうか。
遠くに渋川市内が見えます。
今日は20日、あまり天気は良くないですが、晴れてます。
良い感じに暮れてきました。
とは言っても、ほぼ満月の夜。
暗い星など見えませんし、そんなことをやる余裕もないです。
と言うわけで、サクッとトラペジウムの強拡大2カットコンポのみ。
データ:65cmカセグレン直焦点 F12 , FL=7800mm , K-r , ISO800 ,
約3分×2カットコンポ , CS2 , ノータッチガイド!!
ここで注目は”ノータッチガイド”なんです。
オートガイドではありません。ただシャッターを押して3分待つだけ。
この望遠鏡は大気差補正はもとより、機械差補正もTPOINTによる
解析を行っており、なんと追尾速度にも反映。更には赤緯軸にも
反映させているんです。このときのM42は高度40度ぐらい。
何しろ7800mmの焦点距離ですから、3分点像に保つのは大変。
天頂±30度なら10分のノータッチ撮影が可能です。
まあ、実際は大気の揺らぎで失敗コマも多いですが、オートガイド
すらしないというのは、極楽浄土ですねえ~。
今回は光軸調整をやる直前でしたので、実は光軸が全然合って
いません。それでも、普段は超高価な冷却CCDや分光器が付いて
いる所にK-rが付いていることに意義を感じます。
ちなみに、今回の撮影は遊びじゃないので念のため。(^_-)-☆
チャンスがありました。うーん、K-rの晴れ姿じゃ。
65cmともなると、こんな大きさです。
主鏡セル下で2m10cmぐらいでしょうか。
遠くに渋川市内が見えます。
今日は20日、あまり天気は良くないですが、晴れてます。
良い感じに暮れてきました。
とは言っても、ほぼ満月の夜。
暗い星など見えませんし、そんなことをやる余裕もないです。
と言うわけで、サクッとトラペジウムの強拡大2カットコンポのみ。
データ:65cmカセグレン直焦点 F12 , FL=7800mm , K-r , ISO800 ,
約3分×2カットコンポ , CS2 , ノータッチガイド!!
ここで注目は”ノータッチガイド”なんです。
オートガイドではありません。ただシャッターを押して3分待つだけ。
この望遠鏡は大気差補正はもとより、機械差補正もTPOINTによる
解析を行っており、なんと追尾速度にも反映。更には赤緯軸にも
反映させているんです。このときのM42は高度40度ぐらい。
何しろ7800mmの焦点距離ですから、3分点像に保つのは大変。
天頂±30度なら10分のノータッチ撮影が可能です。
まあ、実際は大気の揺らぎで失敗コマも多いですが、オートガイド
すらしないというのは、極楽浄土ですねえ~。
今回は光軸調整をやる直前でしたので、実は光軸が全然合って
いません。それでも、普段は超高価な冷却CCDや分光器が付いて
いる所にK-rが付いていることに意義を感じます。
ちなみに、今回の撮影は遊びじゃないので念のため。(^_-)-☆
星の動きに追従するって話ですよね♪
素晴らしい~
次は是非 携帯電話のカメラで <違!
ええ、ここに書いてあることが全部理解できたら幸せにはなれません。
天文台は夜のお仕事だけど、私は当然朝からの仕事な訳で・・・
しかもサブ~イんです!ずーっと0℃ぐらいの部屋での作業です。
暖房は気流が乱れるので一切なし。
ね、幸せじゃないでしょー?
この日、幸せだったのはK-rだけです。
薪割ったろかー!
65cmにFL=7800mmをノータッチガイド・・・。さすがすごいですね。
うちは500mmでオートガイドをつけているのに、DEC側のガイドが不調で
苦しんでいます。
話しは変わりますが、k-r用の赤外線リモコンが何とかシャッター動作する
ところまでたどり着きました。
ここまでくれば、あとはプログラムで露光時間と枚数を設定するか、もっと便利
にするには、スイッチや外部入力で任意に露光時間と枚数を設定出来るように
するかです。
BlogにもUPしましたので、是非遊びに来てください。
ちなみに、小生の住まいは毛呂山町で、普段は自宅庭から撮影しています。
ブログ、時々拝見させて頂いております。K-rの赤外リモコン、楽しみ~(^O^)/
小型赤道儀で500mm以上をガイドするのって大変ですよねえ。
うちのは600mmですが、今回の7800mmの1/13しかない。
7800mmで3分ってことは、600mmなら39分!
うーん無敵じゃ。やってみたいがそうもいかないしなあ~。楽だろうなあ~
なんて思っています。
ここに書くべきコメントを誤って12/16の記事に書き込みしてしまいました。
>この望遠鏡に個人のk-rを付けられるとは・・・
どこもそうでしょうが、人員削減によって手が回らないようです。
しかしながら、一般の人が使ってこその公共天文台。観測者のオモチャじゃありません。
今は公共天文台と言いながら、実際には研究者が占有している状態ですから面白く
ありません。民間の占有利用支援者を活用するなどして夜通し開放しなくてどうする!
そのような思いもあり、K-rに頑張ってもらいました。
冬の夜長に21:30までの”観望”しか出来ず、しかも好きな天体も指定困難とな
れば、誰が行きますかね。群馬県は再び土木ばかりの予算になっているようですが、
科学技術の振興を図らずして、未来はありませんよ。
運営側にも行政にも工夫が全く足りない。
本気で一般開放のことを考えていないということです。
超高価な冷却CCDや分光器ばかり付けていてどうしますか!
そういうことは国立天文台でやるべきですね。そのローテーションのために一般への
占有利用を”廃止”にするとはけしからんですよ。
そ~ゆ~深~い意味を込めてK-rに頑張ってもらいました。
これからも機会を見つけて突撃する可能性大です。 お楽しみに!