宇宙(そら)を見上げて

謎の天文機材技師 ☆男(hoshiotoko)のブログです。

PENTAX K-r で天体写真

2011-01-07 18:13:00 | 天体写真
昨年末に撮った天体写真を少し修正し、弱トリミング。
今のところ、この4カットがベストショットかな。
斜鏡が動いているのに気付かず方ボケだし、GA-4で半自動ガイド
だから若干流れているし、今時の天体写真マニアから見れば半端
な作品ばかりですが、PENTAX K-r が発売されてからの3箇月間は
楽しかった。しばし稼いでK-5を買ったらTS-90Sのオートガイド化
と対光害フィルタの組込みを行い、光軸も完璧にして冷却CCDを
カモりたいと思います。

しかしなんですね、今の天文機材は超高価!
作品の出来は、殆ど経済力に比例しているのですねえ。
でも、K-r の登場によって私の化石鏡筒でもこんな写真が取れる
ようになったことは感無量。時価 \48,000.- のDSLRで冷却CCDの
様な絵が撮れるなんてスバラシイことです。
ローパス外してLRGB合成とか、Hαバンドパスなんかで撮るのも
面白そうですね。超低ノイズな非冷却CMOSカメラとなるでしょう。

<共通データ>

赤道儀:TS-90S 赤経だけ自作モータ付き。よって赤緯補正は無し
鏡筒 :ミザール10cm F6 RFT ニュートン反射(化石です)
カメラ:PENTAX K-r(最新です)
レリーズ:PENTAX純正のIrリモコン
フィルタ:なし!
ガイド:RFT80S_400mm+3Xバロー+GA-4+8mmアイピース(爆)
撮影 :RAW
現像 :PDCU4
画像処理:CS2

M31 , ISO1600 , 10min X 2 compo. , 三国峠1800m , -2℃
撮影日:2010/11/5


M45 , ISO1600 , 11min X 1 , 三国峠1800m , -2℃
撮影日:2010/11/5


バラ星雲 , ISO1600 , 5min X 4 , 県P900m , 1℃
撮影日:2010/12/10


M42_HDR , ISO1600 , 1min X 2 , 2min X 2 , 3min X 2 , 5min X 2
, 県P900m , 1℃
撮影日:2010/12/10

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする