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ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

大相撲九州場所面白かったー!

2013-11-25 | 雑念
大相撲九州場所

たまたまテレビで千秋楽が観られた。
すると両横綱の優勝決定の取り組みが最後の試合だった。

満員御礼の会場のボルテージも3役と呼ばれる残り3試合の段階から最高潮になっているのが伝わってくる。

すると始めてみたのだが、
3役の取り組みの前に東方の3力士がシコを踏んで、西方の3力士がそれを受けてシコを踏む。

そんな儀式的な舞がある。

改めて相撲が神に捧げる儀式的なものであったことを思い起こされる。

試合となるとまた本気の勝負になる。
そして今回の九州場所では両横綱が1敗で並んでいた。

その1敗はどちらも稀勢の里が両横綱に土を付けたという。その稀勢の里は2敗で優勝争いには敗れたが、優勝に準ずる成績となり、来場所に綱取りのかかる大事な取り組みが残っている。

まずそこで会場が盛り上がる。
やくみつるも盛り上がっていたはずである。デーモン閣下も。

稀勢の里は顔つきがいい。
武骨でまっすぐな力士に見える。
日本人が好きそうな力士である。
僕も少し応援したもの。

高見盛的な感じ。
そして取り組みは着実に寄り切って勝ちを納め、来場所に繋げた。綱取り頑張ってほしい。

そして次は、

白鵬と日馬富士の優勝決定戦
どちらも13勝1敗で並んでいる。

横綱がどちらが勝つのが?
こんな面白い試合はないだろう。

そしてあの試合前の塩投げ儀式があっという間に終わり、両者がにらみ合う。

はや~い!

立会いから攻め!
はや~い!

日馬富士ははや~い!
ガッという頭蓋骨同士の当たる音の後、

せめてせめてせめてせめて、やめてやめてやめ(米米CLUB風)

と一瞬で白鵬のかかとが土俵から出た。

両横綱はまだ取り組みをやめないが、行司軍配が上がり、力士をとめようとする。

でっかい二人を小さな木村さんがとめるのは危ない。巻き添えを食ったら確実に圧死する。

で、無事に、あっけなく終わり、日馬富士の優勝となった。

何か嬉しかった。
白鵬もずーっと優勝していて素敵な横綱だと思うが、モンゴル力士ばかりが目立つ相撲界。

たまには白鵬以外の力士が優勝しないと日本の伝統文化である相撲が面白くない。

ということで優勝後のインタビューまで観ていると、

日馬富士ってモンゴルの人だったのね?

少し片言の日本語で立派な受け答えをしていた。

「ファンの皆さんが応援してくれたから優勝できました」

内容は立派な横綱らしい受け答え。でも少しカタコトだ!モンゴル訛りだ。

モンゴル人って日本人と見分けつかないね。

でも横綱ともなると日本人の鏡のような立ち振る舞いと言動になるのか、本当に謙虚で凛とした素晴らしい取り組みと受け答えだった。

感動した!(小泉さん風)