前回は「沈(チン)」を恐れる私は一つ目の目標「久多島(くたじま)」を目指していたところだったと思います。
恐れは、意識始めると徐々に大きくなるのです。
後ろからの波は私のバランス感覚を少しずつ奪っていく、ような気になるのです。
そしてスタート地点の笠沙から18km離れたところにポツンと佇む久多島に近づいた。離れたところから見ると小さな岩場の様なこの島は近くから大きなウネリの中で眺めるととんでもない大きなしぶきを浴びて爆音をあげている。
私以外の2人は「まじでそんな近くまで近寄ります?」というくらい波しぶきの近くまで近寄り、ビデオなんかをまわしてます。
私は波のチカラで岩場に吸い寄せられる勢いを自分のチカラで回避できる自信がなく、これ以上近づけないのです。
今になって思い出すとあんなに激しく海が叩きつけられても崩れ落ちない堂々たる立ち姿は、ビデオに収められなかったものの、目に焼き付いているのです。
遊覧船にでも乗らないと決してあんな近くで(それほど近くではないかもしれないが・・・)見られることはないだろう。
そして心地よい疲れのまま、岩に叩きつけられない様に大回りをして島を回避。
そして車を待機させている小湊に向かうことに。しかしその選択が私を地獄の旅路にいざなうことになるのである。
まあわたしは選択したというよりついていったという感覚だった。
その小湊へは更に18km風上へ行く。
恐れは、意識始めると徐々に大きくなるのです。
後ろからの波は私のバランス感覚を少しずつ奪っていく、ような気になるのです。
そしてスタート地点の笠沙から18km離れたところにポツンと佇む久多島に近づいた。離れたところから見ると小さな岩場の様なこの島は近くから大きなウネリの中で眺めるととんでもない大きなしぶきを浴びて爆音をあげている。
私以外の2人は「まじでそんな近くまで近寄ります?」というくらい波しぶきの近くまで近寄り、ビデオなんかをまわしてます。
私は波のチカラで岩場に吸い寄せられる勢いを自分のチカラで回避できる自信がなく、これ以上近づけないのです。
今になって思い出すとあんなに激しく海が叩きつけられても崩れ落ちない堂々たる立ち姿は、ビデオに収められなかったものの、目に焼き付いているのです。
遊覧船にでも乗らないと決してあんな近くで(それほど近くではないかもしれないが・・・)見られることはないだろう。
そして心地よい疲れのまま、岩に叩きつけられない様に大回りをして島を回避。
そして車を待機させている小湊に向かうことに。しかしその選択が私を地獄の旅路にいざなうことになるのである。
まあわたしは選択したというよりついていったという感覚だった。
その小湊へは更に18km風上へ行く。