退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#821: 親の癌治療

2017-03-23 22:53:51 | アメリカ便り
今日は3ヶ月ぶりのハッピーアワー。
いつもの顔ぶれ、ジュディー、ロビン、べヴ、そして私。
場所も集合時間ももう8年間変わりなし。
しかし、会う回数が少なくなってきた感じがします。
私は日本に行く回数が増えてきたし,ほかのみんなも、ワイナリーツアー:)やら、あちこちに飛び散った子供やら親戚に会いに行ったりしてみんながそろう時間がなくなってきたのです。

ジュディーのフロリダで一人で住んでいる母親に、脊椎に転移した肺がんが見つかったそうで、これからはそちらに頻繁に行くようになるでしょう。
90歳になりますが、頭もしっかりして一人で問題なく暮らしているジュディーの母親。
自分で治そうという気力もあり、治療法もジュディーの助けを借りていろいろと調べているそうです。
私の母親とはまるっきり違います。

癌を治そうとしている90歳の母親とそのむすめ。
癌(とは診断がついていませんが、CEAという腫瘍マーカーが高くなってきたので)とは戦わず自然に任せようときめた89歳の母親と私。
といっても私の母親は認知症なので、私が決めました。

ジュディーの母親の事を聞くと、私ももっとできることをしたほうが良いかとも思いますが。
でも今までの経験からわかりますが、少しの環境変化で認知が悪化すると言う母親の精神状態を考えると、このまま楽に不安を感じさせず暮らさせたほうが一番と思います。

しかしジュディーのお母さんには感心します。20年ほど前にご主人をなくされ、それ以来一人で住んでいます。
一人でコロラドとセントルイスに住む娘のところに、年2回づつはいってるし、たぶんまだ運転もしていると思います。

しかしながら、日本の健康な90歳の人でも、いざ、癌が見つかるとジュディーの母親と同様な考えを持つでしょうか。
それとも“もう十分に生きたから、もう何もしなくても良い”と思うでしょうか。

以前撮った写真から、

近所の風景



洞爺湖温泉ホテルから





ハブグレジュンタのマミー







#820: 息子の誕生日

2017-03-21 22:52:45 | アメリカ便り
今日はわが息子の26回目の誕生日。
先ほど、息子、長年のガールフレンド(もう長らく一緒に住んでいますが)、主人と4人で日本食レストランから帰ってきました。
いつもの刺身の盛り合わせやら何やら、腹いっぱい食べてきました。

最近私の周りで急に亡くなったりした人が続いたので、生きていることに感謝です。
26年前の今日、婦人科の先生の“俺のバケイションの前に生みたいか後にしたいか、どっちだ?”と聞かれ、思わず、“前”と答え、すぐに誘導分娩、出産。
誘導しているのに時間がたっても陣痛が来ない、おかしいなと思って点滴の管を見ると、外れて、薬が全部床の上にこぼれていた。
通りで、陣痛が来ないもんだ。
生まれた息子は、一晩泣きっぱなし。
その晩は生まれた子供が息子一人で暇だったせいか、看護婦さんが交代で、抱いてあやしてくれていた。
私も抱きたいのにどういうわけか順番がなかなか回ってこなかった。
そうこうしているうちに3ヶ月から保育園。
最初の1年、3分の1は熱を出して私の仕事場に電話がかかってくる。
あの冷たい保育士のことば、“熱があるから連れて帰ってください”。
私の実験はどうしたらいいんじゃ。
主人は“俺はだめだ”の一言で責任放棄。
よく首にならなかったもんだと、今でも当時のボスに感謝しています。
あまりにも病気がちだから、保育園の園長さんに“こんなに病気をしている子は珍しいです。免疫不全ではないでしょうか”なんてことも言われました。
小学校4年生ぐらいまでは、救急病院のお得意さんとなり、先生に“マイルを貯めているのか”何てこともいわれた。
日本へ帰る前日に窓ガラスに手を突っ込んで、形成手術が必要になり、夜10時まで病院にいたこともあったっけ。
でも翌朝5時おきで日本へ出発。
日本で友達の医者3人がかりでに糸を抜いてもらたっけね。
別に大変だから、医者3人必要だったといわけでなく、たまたま一緒に旅行をしていたからです。
偏頭痛、蓄膿症、アレルギーなどなど、ま~、手間とお金と時間がかかった子でした。
それが26歳。
この先どうなるんだか。
自分でもわからないようなので、親の私にもまるっきりわかりません。
とにかく、時間と能力を無駄にせず、人のためになり、そして幸せに生きてほしいです。

昔撮った近所の古い馬小屋です。





ハブグレジュンタのマミー


#819: 先が見えましぇん。

2017-03-20 23:08:44 | アメリカ便り
昨今アメリカをにぎわしているのは、もちろん日本でも韓国でもありませんよ。
大統領選前からおきていたと思われるトランプとロシアの関係。
おまけにトランプの根拠のないうそ八百(八百はないか)が明らかにされてきているし。
たとえば、オバマがトランプの住むホテルに盗聴器を仕掛けたとか、大統領就任式には過去最高の聴衆が集まったとか、スエーデンでテロが起きたとか。
まあ口を開けばいい加減なことをいってますが、その多くはねもはもない、口からでまかせ。
トランプサポーターもいい加減気づいてほしいのですが、まだ夢を見ているんでしょうね。

このままロシアとの関係が明らかになっていけば、辞任になる可能性が出てくるかも。

昨日のテレビ番組で、H1Bビザの話をしていました。
このビザは海外の人がアメリカで働くために必要なビザですが、企業が長年働いてきた技術のある高給料の社員を、このH1Bビザシステムを利用(悪用)して労働賃金がはるかに安いインド人と入れ替えているそうです。
さらに、企業側は、“もし、4か月分の給料と退職金が欲しければ、新しくお前のポジションをとるインド人に仕事を教えろ”という考えられない非人情なことをこれから首になる社員に要求するそうです。

トランプがアメリカファーストなんていっているけど、これなんです、問題は。
アメリカの資本主義、つまり企業の金儲け主義がアメリカ労働者の仕事を海外の安い労働と入れ替えているんです。

しかし、それによって、アメリカ消費者がものを安くて手に入れることができるのですが。

先ほど、昔の写真のバックアップを作っていたので、その中から数枚をお見せしたいと思います。

イヌ編

グレーシー



ジュンちゃん、ハブちゃん



ハブグレジュンタのマミー




#818: トランプの“アメリカ、総馬鹿化”計画が始まった。

2017-03-19 22:44:59 | アメリカ便り
夕方ウエストヴァージニアから無事帰ってきました。
行きは飛行機、帰りは車でと、面倒な時間のかかることをしたのは以前も書きましたが、娘のモルモットのモモとルイのため。
でも結局は娘、モルモットを実家(私のところ)に預かってもらうことをやめました。
“いなくなるとさびしい”だって。
その代わり、娘が要らなくなったものを車いっぱい乗せて帰ってきました。

“white coat”セレモニーでは100人の学生が白衣を学長から着せてもらいました。
いろいろあったけど、ようやくここまできてくれたか、とまずは一安心。
最初のころは度々、不安発作がありましたが、今は少しは落ち着いたようです。
これからは、6月の国家試験のようなものに向かってまっしぐらです。
がんばりやですが、心配性の娘、自信を持って進んで行ってほしいです。
でも自身がないのが娘なんですが。
自信満々の私とぜんぜん違います。
父親似でしょう。

アメリカでは大変なことが起きています。
トランプ政権が発表した、10月からはじまる2018年からの予算案は“アメリカ総馬鹿化説”を裏付けるようなものでした。
つまり、トランプは本気でアメリカ人を馬鹿(低知能)にしようとしている。

yahoo japanには、

予算案では環境保護庁(EPA)の予算を大幅に削減(31.5%)するだけでなく、NASAの衛星計画を無条件で打ち切り、エネルギー省科学局の予算を9億ドル(約1020億円)削減し、 「先進技術車両製造計画」を廃止し、 国立海洋大気庁(NOAA)の予算を2億5000万ドル(約283億円)削減するほか、国立衛生研究所(NIH)の予算も60億ドル削られるとみられる。これによりNIHの予算額は過去15年間で最低の水準となる。オバマ政権時にの末期に先進療法の開発・導入を促進する「21世紀の治療法案」が可決され、NIHへの予算拡充が約束されたが、もはやその予算がなくなったどころの話ではない。

と書かれていました。
このほかにも教育予算も大きく削られました。
娘が、“ウエストヴァージニアはトランプ支持だったけど裏切られた”といってました。
というのも、長期にわたる炭鉱関連事業が縮小のため、無職の人が多く、その人たちを助けるため52年前に発足したARCという組織がつぶされることになったそうです。

その代わり防衛費、テロ対策費、退役軍人関係費が増加するそうです。

NIHの予算が削られるということは世界中の科学の進歩に大きな打撃が与えられるでしょう。
というのもその予算を当てにして、毎日研究に専念している研究機関が世界中にあるからです。

民しかし、今回のトランプの予算案はあほ民主党政権時の“仕分け”を思い出させるものです。
あの二重国籍だか本当に日本の国籍を持っているのかわからない蓮舫の“1番じゃないとだめなんですか”発言を久しぶりにおもいださせてくれました。

科学というものは1夜では創造することができない、長い目で見なければならない分野です。
それをいとも簡単にぶった切られることに対し怒りをお覚えます。
この予算案、議会を通らないことを希望しますが、、、

ハブグレジュンタのマミー



817:空からです。

2017-03-15 21:43:38 | アメリカ便り
只今、空を飛んでいます。
クーポンがあったのでハイボールを飲みながら書いています。
アメリカ40年もいると、周りのアメリカ人がソーダやらコーヒーを飲んでいるのに一人、ハイボールを飲むことができるのです。
別にアル中ではありませんよ、ただで飲めるクーポンがあったから頼んだだけです。
もう一つただ券があるけど、今2杯飲むより、次回の旅に使おうと思います。

ピッツバーグに向け1時間半の飛行です。
昨日の空の便の遅れのせいか、30分遅れの出発となりました。
朝起きるとなんと16’F(ー10’Cぐらいでしょうか)と言う寒さ。
でも晴天。
隣人キャシーが立ち寄り、コーヒーを飲みながら、私がいない間のジュンちゃんのことを頼んでおきました。
良き隣人がいると言うことはかけがえのない事です。
キャシーのご主人グレッグは、只今、またフルタイムの仕事に戻るかどうか考え中です。
仕事を辞めて、2年間。
その間、我が家のキッチンをリフォームしてくれたり、アリッサの家のペンキを塗ったりと、ハンディーマンをやっていましたがちょっと暇になりすぎてきたようです。
機械工学の学位を持っているので、ハンディーマンじゃちょっともったいないかな〜とも思いますが。
55歳、生活に困らなかったら好きなことをすれば良いと思います。
私は毎日電話して、仕事のインタヴューが’どうなったか、しつこく聞いています。

昨日の続きですが。
移民の国、そして土地がたくさんある大きな大きなアメリカ、オーストラリアでも確立された国、ちょっとやそっとでは小さな国に値するぐらいの数の難民・移民受け入れはありえないでしょう。
特にアメリカ、悪ガキ、お山の大将、低脳トランプが大統領がじゃありえないことです。
ちなみに、ただの主婦であるわたしはトランプ政権が4年間満期続かないと予想していますが。
でも、いつになったらアメリカ人、気づいてくれるのだろう、トランプは中身のない、民衆の立場には絶対なりえない、ただの金持ちの悪ガキだと言うことを。
先日のブロンド、”後方座席メールかき集めブロンド主婦”みたいのばかりだったら、むりかな〜。
と言えば、トランプの周りの女たちはブロンドばかりな感じがします。

ちょっと、酔っぱらってきたので、この続きはまた。
空港で、娘が待っているので、それまでに酔いをさまさねば。

ジュンちゃんの、また留守番です。

ハブグレジュンタのマミー