退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#812: ペットの治療費はいくらまでが妥当か、、、

2017-03-06 22:31:47 | アメリカ便り
昨晩12時近くになり娘が無事到着。
モルモットを連れて飛行機には乗れないため、10時間もの運転をするんだから。
おまけに今週末は1匹を医者につれていき、4万円ほどかけて、どうにも直らない耳を麻酔をかけて検査するそうです。
もちろん職なしの学生、4万円は親が出さなければいけないでしょう。
税関での争いで、500ドルが徴収されるかもしれないというのに。
あのジジー、ほらを吹いただけと思いたいですが。

娘にも言ったけど、この世の中、食べるご飯もない人がたくさんいるというのに、モルモットに4万円出すことが(といってもこの1年でもうすでに薬代医者代計4,5万は使っているでしょうが)どういうことか考えなくてはいけないです。
そんな私はハブちゃんの2年半の治療費に、人に言にいうと馬鹿にされるくらいのお金をつぎ込みましたが。

しかし、考えますよ、いったいいくらくらいまでが人に馬鹿にされず、かつ自分で納得いける費用なのか、そしてペットにとっても最良の人生を送ったと思ってもらえるのかを。

母と比べられないのはわかっていますが、母の場合、89歳、認知症、股関節疾患で歩くこともままならず、おまけに心臓病やら、高血圧、貧血とさまざまな疾患を抱えています。
そして去年から腫瘍マーカーCEAが上がり始め、CT、MRIをやった後、主治医からは最低でも大腸カメラをやったほうがよいといわれました。
検査が明日に迫った日、“でも、3日間入院して、認知症が1次的(いや、永久的かもしれない)にでも悪化するかもしれないし、大腸がんとわかったとしても手術はしないと決めたのだから、わかってもわからなくても関係ないじゃないか”と思い、カメラをキャンセルしました。

残り少ない人生、切ったり貼ったり痛いつらい思いをするよりは、楽しく暮らしたほうがよいでしょう。

ペットも同じです。
自分達で言葉で表せられない分、飼い主が判断しなくてはいけない。
その判断の基準は飼い主、ペットの状態で様々でしょうが。

札幌にいたとき、犬を連れた人が歩いていましたが、その犬、何かおかしい。
おなかが地面に引きずるぐらいはれている。
“このおなかどうしたんですか?”と聞くと、“医者に行ってないのでわからないです”と答えた。
人それぞれ理由があるから、それ以上聞かなかったけど。
自分の犬がこんな状態になっても医者に連れて行かない理由というものが、財政的なものであってほしいですね。
もし無知、ペットは使い捨て的感覚(昔は多かった)からきているのだったら、そんな飼い主に飼われるペットはかわいそうです。

北海道神宮と実家からの写真です。














ハブグレジュンタのマミー