退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#818: トランプの“アメリカ、総馬鹿化”計画が始まった。

2017-03-19 22:44:59 | アメリカ便り
夕方ウエストヴァージニアから無事帰ってきました。
行きは飛行機、帰りは車でと、面倒な時間のかかることをしたのは以前も書きましたが、娘のモルモットのモモとルイのため。
でも結局は娘、モルモットを実家(私のところ)に預かってもらうことをやめました。
“いなくなるとさびしい”だって。
その代わり、娘が要らなくなったものを車いっぱい乗せて帰ってきました。

“white coat”セレモニーでは100人の学生が白衣を学長から着せてもらいました。
いろいろあったけど、ようやくここまできてくれたか、とまずは一安心。
最初のころは度々、不安発作がありましたが、今は少しは落ち着いたようです。
これからは、6月の国家試験のようなものに向かってまっしぐらです。
がんばりやですが、心配性の娘、自信を持って進んで行ってほしいです。
でも自身がないのが娘なんですが。
自信満々の私とぜんぜん違います。
父親似でしょう。

アメリカでは大変なことが起きています。
トランプ政権が発表した、10月からはじまる2018年からの予算案は“アメリカ総馬鹿化説”を裏付けるようなものでした。
つまり、トランプは本気でアメリカ人を馬鹿(低知能)にしようとしている。

yahoo japanには、

予算案では環境保護庁(EPA)の予算を大幅に削減(31.5%)するだけでなく、NASAの衛星計画を無条件で打ち切り、エネルギー省科学局の予算を9億ドル(約1020億円)削減し、 「先進技術車両製造計画」を廃止し、 国立海洋大気庁(NOAA)の予算を2億5000万ドル(約283億円)削減するほか、国立衛生研究所(NIH)の予算も60億ドル削られるとみられる。これによりNIHの予算額は過去15年間で最低の水準となる。オバマ政権時にの末期に先進療法の開発・導入を促進する「21世紀の治療法案」が可決され、NIHへの予算拡充が約束されたが、もはやその予算がなくなったどころの話ではない。

と書かれていました。
このほかにも教育予算も大きく削られました。
娘が、“ウエストヴァージニアはトランプ支持だったけど裏切られた”といってました。
というのも、長期にわたる炭鉱関連事業が縮小のため、無職の人が多く、その人たちを助けるため52年前に発足したARCという組織がつぶされることになったそうです。

その代わり防衛費、テロ対策費、退役軍人関係費が増加するそうです。

NIHの予算が削られるということは世界中の科学の進歩に大きな打撃が与えられるでしょう。
というのもその予算を当てにして、毎日研究に専念している研究機関が世界中にあるからです。

民しかし、今回のトランプの予算案はあほ民主党政権時の“仕分け”を思い出させるものです。
あの二重国籍だか本当に日本の国籍を持っているのかわからない蓮舫の“1番じゃないとだめなんですか”発言を久しぶりにおもいださせてくれました。

科学というものは1夜では創造することができない、長い目で見なければならない分野です。
それをいとも簡単にぶった切られることに対し怒りをお覚えます。
この予算案、議会を通らないことを希望しますが、、、

ハブグレジュンタのマミー