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アフォーダンス

2011-01-25 | 認知心理学
アフォーダンス(affordance)

自分で身体を動かせば、それによって見えてくる世界は変わってくる。そして、動くことによってはじめて利用できる環境的変数(不変項)がある。その不変項の直接知覚が、世界認識の基本となっているとして、J・J・ギブソンは、その子細な分析を行い、アフォーダンス(行為を引き出すもの)なる概念を提唱した。
アフォーダンスの考えは、適切な行為を自然に(考えるまでもなく)誘うような人工物を設計するにはどうすればよいかについて、貴重なヒントを提供してくれる。

1000番以内定着、間近か!

2011-01-25 | Weblog
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3対3 
だんだん、1000番以内がふえてきた

愛読感謝です


ポジティブ認知⑩「心を元気にするキーワード」

2011-01-25 | ポジティブ心理学
頭を元気にするキーワード 

ポジティブ認知「世の中を自分に都合の良いように見る」

● ポジティブ認知ってどんなもの
 ポジティブ思考(あるいは、プラス思考)という言葉はよく目にします。生き方講座やブログのメジャーなテーマになっているようです。たとえば、
・ポジティブ思考で難局を切りぬけよう
・ポジティブ思考こそ新しい世界を切り開く鍵
・ポジティブ思考でうつから脱却
ポジティブ思考、万々歳というところです。
ここでは、「思考」よりも広範な意味の「認知」という言葉を使って、ポジテ
ィブ認知について考えてみたいと思います。
 なお、「認知」という言葉にはなじみないかもしれません。見たり覚えたり考えたり判断したりする知的な働きの総称です。
そのポジティブ認知の世界とは、たとえば、
 ・見たい/聞きたいものだけを見る/聞く(ポジティブ知覚)
 ・都合のいいように憶えている(ポジティブ記憶)
 ・元気になれるように考える(ポジティブ思考)
 ・自分に有利なように判断する(ポジティブ判断)
 いずれも、やや危ないところがありますが、間違いなく心を元気にしてくれます。

●ポジティブ認知ができるようになるコツ
 現実は、ポジティブなことばかりではありません。それをポジティブに認知するのですから、どうしても「誤った」認知もあります。現実と認知とのギャップが生じてしまいます。それが大きくなれば、事の真実が見えなくなりますし、思い込みエラーも発生してしまいます、。
 でも、「あばたもえくぼ」の世界が「真実ではない」「思い込みエラーが恐い」といってまったく排除してしまっては、厳しい現実に縛られて、きりきりした、場合によっては、うつうつとした日々を過ごすことになります。これでは、心にもからだにもよくありません。非人間的でもあります。
 では、ポジティブ認知はどのようにしたらできるようになるのでしょうか。
① 嘘も方便
「人、行為をほめたい。でも、欠点のほうが目についてしまう。にもかかわらず、ほめるのは嘘を言うことになる。どうしよう」という誠実さ?はいったん棚上げしてしまうのです。ともかく、ポジティブなところがちょっとでもあればそれをどんどんほめてしまうのです。そうするとあなたの認知はどんどんポジティブになっていくはずです。「少しの嘘はむしろスパイ」くらいの軽さがあって良いのです。
② 思い込みを恐れない
 ミスが事故に直結するようなところでの思い込みは厳禁ですが、対人関係場面などでは、詐欺に巻き込まれるリスクのあるところ以外では、それほど思い込みを恐れる必要はありません。大いに、ポジティブなほうにバイアスをかけて認知するように習慣づけることをおすすめします。  
③ 合理化する
 人は自分の行為、それも傍から見ればかなりまずい行為でも、その正当性を絶えず自分に言い聞かせます。これを合理化と言います。「盗人にも三分の理あり」を自分で実践するようなものです。
 これを活用するのです。まずいことでも、ポジティブな理屈を編み出すのです。仕事がうまくいかなかったとしても、その仕事、よくよく考えればやる価値があまりないかも、なんて考えてみるのです。
 これが習慣化してしまうと、かなり危ないところがありますが、一時しのぎとして、かつ限定して意識的にやるなら、それなりに有効だと思います。

 

第一印象がすべてを決める

2011-01-24 | ポジティブ心理学
第一印象がすべてを決める

 第一印象で、生涯のパートナーを決めた人はごまんといます。
 第一印象で、商品の購入を決めるのとは日常茶飯事です。
 でも、それでしまったとなることもあります。第一印象の面白さ、というより恐さです。
 なぜ、これほどリスクのあるものに私たちは頼るのでしょうか。
 それは、人は横着だからです。
あれこれ考えるのは面倒、とりあえず、よさそうなら、それを受け入れてしまおう、という戦略を採用するようにできているのです。そうしないと、パートナーに逃げられてしまうかもしれません。手に入れたい商品が誰かに買われてしまうかもしれません。そのリスクをとりあえず、下げようという戦略の結果です。もしかして、だめなときには、それはその時に対処すればよいとの冒険的な?計算もあるかもしれませんが。


プライバシー暴露

2011-01-24 | 心の体験的日記
ホテルのアルバイトが有名人の宿泊情報を
ツイッターして大変なことになっているらしい

ニュース番組などで
とくとくとして、有名人が何を買っていったなどと
マイクにむかってしゃべっているのをみて
まずいんではないかなー
と思っていた

アルバイトならまー許せるところはあるが
従業員だったら、職業倫理にもとると思

心の病気

2011-01-24 | 健康・スポーツ心理学
●心の病気
 いじめによる自殺はいっこうに減る気配がない。それを解決するための一つの有力な方策として,多数の学校にカウンセラーが試験的に導入されるようになってきた。心を癒す専門家として,果して学校でどんな効果をあげるのか,長い目でみていきたいものである。
  からだの病気には誰しもが気をつける。しかし,心の病気となると,一般には,かなり無頓着なところや偏見に満ちたところがある。心もからだと同じで,酷使すれば病気になる。カウンセリングや心理療法,ときには医学的な治療を受ける必要がある。
  とは言っても,心とからだは,異なったメカニズムで動いている。心の働きの特質をよく知った上で,何が異常で何が普通なのかをよく見きわめる必要がある。

ポジティブ感情⑨「心を元気にするキーワード」

2011-01-24 | ポジティブ心理学
ポジティブ感情――「気持ちを元気するキーワード

「一日一回、ポジティブ感情を味わう」

● ポジティブ感情ってどんなもの
感情の世界は実に多彩です。それを整理する試みがいくつかなされてきました。わかりやすいのは、図に示すような、「興奮vs沈静」と「快vs不快」の軸を設定して分類するものです。
 ポジティブ感情は、この分類でいうと、「元気ゾーン」になります。広くとれば、「リラックスゾーン」も含めてもよいと思います。「いきいきした、上機嫌の、幸せな」、さらに「満ち足りた、ゆったり、落ち着いた」といった言葉で表現できる感情になります。
 こんな感情状態でいられる時って、どれくらいあるのでしょうか。
 ほとんどの時間が、ほんのちょっと感情のさざ波がたつくらいの状態。そして、何か「良い事」「うれしい事」が起こるとポジティブ感情を実感する状態になるのだと思います。
「良い事」「うれしい事」はさまざま、しかも、表面的には同じ事でも受け止め方で感情が異なる場合もあります。
いずれにしても、ポジティブ感情をもたらす「良い事」「うれしい事」のベースには、人の生存を強化する、やや大げさな言い方をするなら、それを受け入れることで自分がより良く生きることができるというところがあります。 

● ポジティブ感情を設計するコツ
① メリハリをつける
人は、図の真ん中のような感情的に穏やかな状態に入り浸ったままというのは、あまり好きではないようです。そこから出たいという欲求があるようです。
ドラマをみて感動したくなります。
趣味活動に没頭して満ち足りた気持ちになりたくなります。
それでも、仕事の場となると、あえて「平静ゾーン」に感情を抑えて、たんたんと仕事をこなすことになります。平々凡々の毎日。それが長く続くと、そのメリ(減り)状態にハリ(張り)を、みずからがつけたくなるようです。
たんたんとした仕事でも、たとえば、午前中にどこまで、という目標を立てて、達成できたらうれしいですね。それがハリになります。
結果として、仕事に私情が入ってきます。私情がハリになって、「元気ゾーン」を味わえることになります。
余談になりますが、最近の皆さんの職場、あまりに私情が排除され過ぎているように思うのですが、いかがでしょうか。「公に私を持ち込むな」は正論ではありますが、何かと厳しい職場環境にさらされている今こそ、職場での公と私の関係を、せめて仕事をする心の領域に限定してでも再点検してほしいものです。
  
②領域分けをする
 一日の生活は、いくつかの領域に分かれています。家庭、仕事、遊び・趣味、勉強といった領域、それぞれが、さらに細かく分かれています。
 領域分けとは、一日単位でも1週間単位でも、どこかの領域で、ポジティブ感情を実感できるところを用意しておくことです。
 今日は仕事領域では、ネガティブ感情状態だったが、趣味活動でポジティブ感情を味わえた、というような生活設計をすることです。いわば、生活領域によってメリハリをつけることになります。これが、情感豊かな、したがってポジティブ感情に満ちた生活をもたらすことにつながります。



   

教師の錯覚

2011-01-23 | 教育
今朝の朝日新聞にメール作法の記事
そのなかに出てきた友野友朗氏
かつての卒論生
現在、起業してがんばっている
ビジネス書も出している

成功して活躍している卒業生を見ると
ついつい自分がそういうふうに育てたと錯覚する
でも、この錯覚があるから
教師、やっていられるというところもある
学生は癇癪をおこしているかも
<<「くたばれ!マニュアル:書き手の錯覚、読み手の癇癪」からの連想(笑い)


横着だが効率的説明

2011-01-23 | わかりやすい表現
今朝のNHKの音楽番組の司会者
・ロマン派らしいーーー
・いかにもショパンーーー

という説明
ロマン派もショパンにも疎い人には、
皆目わからないのだが、
でも、考えようによっては、
こういう説明は、スキーマ形成には効果的かも

理香ちゃん、「わかりやすさとコミュニケーションの心理学」を買う?

感情の知性化

2011-01-23 | 認知心理学
感情の知性化は、自分の感情を言葉で意識的に整理することです。感情の嵐に巻き込まれているときは、無理ですが、感情がだんだん弱まってくると、感情の世界を冷静に内省することができるようになってきます。