①進歩を可視化する
ダイエットブームのようです。これも、成熟社会のあだ花の一つかもしれません。一日1食さえままならない膨大な貧困層が世界には存在しているのですから。
それは、さておき、ダイエットに限らず、体調管理などでおすすめが、記録することです。そして、それを見えるように、グラフなどにして眺めるのです。
記録をするという行為が、管理している行動を意識化することでコントロールできます。さらに、可視化によって、成果を確認できます。
②進歩の主観的な指標を意識する
進歩は客観的にはかれる指標があればそれに越したことはありませんが、主観的なものでもかまいません。
勝間和代氏は、「自分比」という指標を提案してます。幸福は、自分の努力によって昨日より今日、どれだけよくなったかで考えるべしというのです。
進歩感も、まさにこれです。自分の努力でどれほど進歩したかを考えるのです。もちろん、比率が1以下、つまり、進歩しなかった感じのときもありますが、その時は、その理由を反省することになります。
もう一つの進歩感の主観的な指標は、目標への接近度です。自分比が過去を比較のアンカーにするのに対して、こちら、未来(目標)をアンカーにするものです。自分比だけだと大局が見えないので、こちらのほうの指標も、時折、使うのです。