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今日の名言

2011-01-11 | 教育
「物事を正しく理解している人は同じように正しいが、
バカはそれぞれにバカである」
というのは、私がトルストイの法則と呼んでいるものだが
(池田信夫ブログより)

いつも同じ

2011-01-11 | 心の体験的日記
だんだん世間が狭くなってきている
外食、4箇所くらい
買い物、コンビにとスーパー
人づきあい、大学とテニス関係者
見るもの、ニュースと大河ドラマくらい
すること、授業、ブログ更新(笑)、---

ほとんど、変化なし
しかも、そのレパートリーが年毎に狭くなっている
しかも、そのなかで、結構、満足している
これって、でも、危ないかなー
かといって、新境地を開拓するのもしんどいなー
これも危ないかなー
新年にあたり、人生のたな卸しでもまずはしてみるかなー

心を元気にするキーワード③「会話」

2011-01-11 | ポジティブ心理学
心を元気にするキーワード③

会話---周りを元気にする習慣づくり 

「たかが会話、されど会話」

● 女性の元気の源は会話にあり
この年になると、人と話すことがかなり減ってきます。とりわけ、大学の教員は、研究室があるので、誰も来なければ、一日まったく会話なし、といこともしばしばです。家でも老夫婦2人だけ。あらためて会話不足の自分に驚かされます。
それもあってか、最近やけに会話のことが気になります。とりわけ、女性の会話上手がうらやましくてなりません。
話すように作られている女性脳と、勝つことを志向するように造られている男性脳との違いなんて話もどこかで聞いた気がしますが、確かに、遺伝的な性差の一面ではないかとは思います。
ところで、会話には3つの機能があります。
 一つは、心の中に溜まっていた思いを吐き出させる「カタルシス機能」です。話してすっきりした、聞いてもらってありがとう、という気持ちにつながります。
 2つは、「親しみを高める機能」です。会話の頻度と親しみとはほぼ比例関係にあります。
 3つは、「情報交換と発想触発の機能」です。うわさ話からビジネス上の情報交換、さらに研究上の発想触発まで多彩です。
 となると、会話は「周りを元気にする」だけでなく、「頭」「気持ち」も元気にする、まさに総合的な機能をもっていることになります。

 ● 気持ちをすっきりさせる会話のコツ
① 聞き上手をみつける
 会話は相手があってはじめて成立します。ましてや、自分の思いのたけを受け止めて気持ちすっきりとなるためには、それなりの相手でないとうまくいきません。あなたの言うこと(思い)を、じっくりと共感的に受け止めてもらえる相手がほしいですね。
② 自分が聞き上手になる
 聞き上手の相手を求める前に、自分が聞き上手になってしまうこともあります。それが、相手に聞き上手の大事さを実感してもらえることにもなるなるかもしれません。会話は、相互的なものです。相互的であることを無視する会話をする人が結構、多いのも事実です。できれば、そういう人は避けたいですね。
「賢さは聞くことに由来し、後悔は話すことに由来する」なんて格言もあるくらいです。

● 親しみを増す会話のコツ
① 会話の親しみの機能は、初対面でもう発生している
 前後左右、見知らぬ人に囲まれたところに着席したとして、すぐに隣の方に挨拶ができますか。そして、会話をあなたから開始できますか。
②秘密を話す
「実は、――」は、親しみを確実に増します。自己開示と呼ばれているものです。一種の秘密の共有です。会話の楽しみの一つでもありますね。
② 会話の頻度を増やす
 会話に限りませんが、頻度は大事です。用件がなくとも、ともかく、会話する機会を増やすだけでも、親しみが増します。
 
● 頭を元気にする会話のコツ
①話題を豊かにする
 もちろん、ここでは、これまで述べてきた会話とは、内容が違います。たとえば、「夕べ読んだ本の感想」「今気になっていること」などなど。
②知的会話ができる雰囲気を作る
こうしたテーマを、お隣さんとちょっと休憩のときに会話できるよう人は幸せです。
やや「重い」会話になります。会話の暗黙のルールからすると、やや違反めいたところがあります。ですから、誰ととでもいつでも、というわけにはいきません。かなり努力をして普段から知的な会話ができる雰囲気を作っておく必要があります。