今日はS90で撮影した画像を少しレタッチしてみましょう。
前回はS90ならではのRAWで記録した場合のお話をしましたが、今回はJPEGで撮影したものをレタッチしてみます。
加工+保存を繰り返さなければJPEG画像でレタッチを行ってもそれほど気になりません。
前回はワイド写真だったので、今回はマクロ写真(ウミウシ)でやってみましょう。
まずはオリジナル画像。(マクロレンズ1枚、F5.6、1/50秒)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/66/607ffd0326bc7b6d77ddc80d11a9e4eb.jpg)
この画像はRAW+JPEGで撮影しているJPEGの方の画像です。
(前回も書きましたが、S90ではRAW+JPEGで撮影するとマイカラーが使えなくなるので、彩度やコントラストなどが標準的な仕上がりになっています)
でも、私はもう少し彩度の高い方が好みなので、レベル補正をした後、トーンカーブを少しいじって(彩度を高めて)最後に気になるゴミを取ってみました。
(難しい専門用語が出てきましたが、PCの画面で行うので実際には視覚的に操作するため文字で読むより簡単でわかりやすいです)
レタッチ後。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/8f/7b6e4f2e2c36c93c862e3aa47de0ba8c.jpg)
もちろんRAWデータで同じことをやれば画質の劣化はほとんどありませんが、このサイズで見る分にはJPEG画像でも十分ですし、1回の作業で終わらせているので1回しか圧縮されていません。(画質劣化も最小限)
RAWデータに比べ、JPEG画像はデータ量が軽くてPCもサクサク動きますから便利です。
また、このようにJPEG画像をレタッチしても(1回程度なら)画質の劣化を気にすること無く好みの仕上がりにすることが可能です。
ただし、ピント・白飛び・黒つぶれなどのリカバリーはほとんど不可能ですので、この点だけは撮影時にバッチリ決めておく必要があります。
つまり、レタッチ前提で撮影するのであれば撮影後のレタッチでリカバリーできない項目だけは撮影時にしっかりと確認しておく必要があるということです。
デジタルデータだからと言って、何でもかんでも修復ができるワケではありませんので注意しましょう。
ちなみに、実は、JPEGのみの撮影でマイカラーを「ポジ」などにしておくと、始めからこのような写真で保存されます。(私は+RAWなので撮影時にはできないだけですが、必要に応じてご覧の通りPCで後からできるのです)
自分が使う写真の目的を考え、始めからJPEGで仕上がりもバッチリ決めて撮るとか、RAWで撮影して作り込んでいくとか、今回の様にJPEGで撮影して最後の追い込みだけ少し手をかけるとか・・・
方法論としてはたくさんありますが、いろいろやると面倒ですので自分の目的に合った自分なりのスタイルを作っていくとよいと思いますよ。
せっかくのデジタルデータなのですから、最後まで満足の行く仕上がりを求めて撮影後も楽しみましょう。
前回はS90ならではのRAWで記録した場合のお話をしましたが、今回はJPEGで撮影したものをレタッチしてみます。
加工+保存を繰り返さなければJPEG画像でレタッチを行ってもそれほど気になりません。
前回はワイド写真だったので、今回はマクロ写真(ウミウシ)でやってみましょう。
まずはオリジナル画像。(マクロレンズ1枚、F5.6、1/50秒)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/66/607ffd0326bc7b6d77ddc80d11a9e4eb.jpg)
この画像はRAW+JPEGで撮影しているJPEGの方の画像です。
(前回も書きましたが、S90ではRAW+JPEGで撮影するとマイカラーが使えなくなるので、彩度やコントラストなどが標準的な仕上がりになっています)
でも、私はもう少し彩度の高い方が好みなので、レベル補正をした後、トーンカーブを少しいじって(彩度を高めて)最後に気になるゴミを取ってみました。
(難しい専門用語が出てきましたが、PCの画面で行うので実際には視覚的に操作するため文字で読むより簡単でわかりやすいです)
レタッチ後。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/8f/7b6e4f2e2c36c93c862e3aa47de0ba8c.jpg)
もちろんRAWデータで同じことをやれば画質の劣化はほとんどありませんが、このサイズで見る分にはJPEG画像でも十分ですし、1回の作業で終わらせているので1回しか圧縮されていません。(画質劣化も最小限)
RAWデータに比べ、JPEG画像はデータ量が軽くてPCもサクサク動きますから便利です。
また、このようにJPEG画像をレタッチしても(1回程度なら)画質の劣化を気にすること無く好みの仕上がりにすることが可能です。
ただし、ピント・白飛び・黒つぶれなどのリカバリーはほとんど不可能ですので、この点だけは撮影時にバッチリ決めておく必要があります。
つまり、レタッチ前提で撮影するのであれば撮影後のレタッチでリカバリーできない項目だけは撮影時にしっかりと確認しておく必要があるということです。
デジタルデータだからと言って、何でもかんでも修復ができるワケではありませんので注意しましょう。
ちなみに、実は、JPEGのみの撮影でマイカラーを「ポジ」などにしておくと、始めからこのような写真で保存されます。(私は+RAWなので撮影時にはできないだけですが、必要に応じてご覧の通りPCで後からできるのです)
自分が使う写真の目的を考え、始めからJPEGで仕上がりもバッチリ決めて撮るとか、RAWで撮影して作り込んでいくとか、今回の様にJPEGで撮影して最後の追い込みだけ少し手をかけるとか・・・
方法論としてはたくさんありますが、いろいろやると面倒ですので自分の目的に合った自分なりのスタイルを作っていくとよいと思いますよ。
せっかくのデジタルデータなのですから、最後まで満足の行く仕上がりを求めて撮影後も楽しみましょう。