うべプラネタリアン

プラネタリウム解説の活動を通じ、いろいろ感じたことをさまざまに語りたく....

正現寺(しょうげんじ)....(b9-1)

2007年04月30日 20時33分44秒 | 史跡散歩
美東町、小郡~萩道路のごく小郡に近いところに、浄土真宗本願寺派の萬勝山正現寺がある。
美東道の駅に野菜の買い物の帰りにふらりと寄り道をしたのは5年前だったか。
それ以来この時期になると、やはりふらりと行きたくなる。
木訥な釈迦如来の仏像があり、見ているとこころなごむいいお顔をしていらっしゃる。
が、かみさんと私を引きつけるのはその仏様だけではない。藤の花である。
この時期どこでも咲いている藤だが、ここの藤は私の知る限り最も背が高い。
藤棚の藤は、側の銀杏の巨木にまとわりついて、空へ空へと伸びていった。
いまや銀杏なのか藤なのか訳がわからなくなってしまっている。
何十㍍の高さがあるのだろう。
藤は豆科だから、これもジャックと豆の木のたぐいか。
この時期、どうしても仰ぎたくなるのだ。
そんな思いをさせる花はそうそうあるものではない。
ただ、どう写真に撮ったらいいのか、この藤の下ではいつも途方に暮れる。

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