久しぶりにクリアに晴れて美しい夜空だ。
南西に低く木星が夏の名残の光を放ち、真下にアンタレス、そのすぐ東に6日月。
月と木星とアンタレスのそろい踏み。
少し風があるので、アンタレスの瞬きが激しい。
木星は(もちろん月も)光の面積があるから瞬かない。
この瞬きが星の☆たる形を作った。
五本の角のある美しい姿は、語りかけるような星のきらめきを示して見事な造作である。
深いブルーに沈む空をしばしながめていて、「なぜ星は☆の形をしているのですか」という、子ども達の素朴な質問に、
「生の星を見てごらん、形の通りだろ」と答えたその答えが間違っていなかったことを実感するのである。
画像は、さそり座散開星団M7 (NASA)。
南西に低く木星が夏の名残の光を放ち、真下にアンタレス、そのすぐ東に6日月。
月と木星とアンタレスのそろい踏み。
少し風があるので、アンタレスの瞬きが激しい。
木星は(もちろん月も)光の面積があるから瞬かない。
この瞬きが星の☆たる形を作った。
五本の角のある美しい姿は、語りかけるような星のきらめきを示して見事な造作である。
深いブルーに沈む空をしばしながめていて、「なぜ星は☆の形をしているのですか」という、子ども達の素朴な質問に、
「生の星を見てごらん、形の通りだろ」と答えたその答えが間違っていなかったことを実感するのである。
画像は、さそり座散開星団M7 (NASA)。
こちらは雨。気温も急に下がったようです。
一昨夜明け方、目覚めたを幸い、久々晴れてたので東の空に異様といえるほど輝く金星を見ました。
眺めながら、クリスマスの飾りにある五本の角にさらに光彩を加えた星の形は本当なんだと実感したところでした。
焚き火の明かりしかない時代、その輝きは今の何倍もの感動を人々に与えたんだろうと、夜風に吹かれながら思ったことでした。
まったく、異様な明るさです。
金星は、元々、月より火星よりずっと太陽光の反射率がよく、それだけ輝きが強いのです。太陽に近いばかりじゃない。
何故、人は、きらきらちりばめて光るものを美しい、と思うのでしょうか。
狼男は、満月に吠えるそうだが、星好き娘は、いい夜空に会えば、ごきげんになる。
いい病だよ、これ多分、「好機嫌菌」だと思うよ。
この菌が蔓延すれば、人類を救うことが出来るかもしれない。