うべプラネタリアン

プラネタリウム解説の活動を通じ、いろいろ感じたことをさまざまに語りたく....

こんなことに....(12174)

2012年06月07日 18時37分34秒 | うべプラネタリアン
かまけて、ちゃんとした金星太陽面通過の画は一葉も撮らなかった。
それは、ある意味、勲章かもしれないが、ちと悔やまれる。

この画像、そこにいる子の名を知らない。
どこかのおっちゃんが「いくつ?」と訊ねると、おずおずと2本の指を立てた。
その指はむちむちして、いかにも芽立ちの双葉を思わせた。
おっちゃんは重ねて言った。
「うぅむ、おまえさんなら、もう一度これを見られるかもしれない....」
その台詞に、そこに居合わせた皆は一様に温かい笑い声をあげたが、
どこか“永遠”の持つ時の切なさに会話はとだえた...
太陽面から去る金星の瞬間に添える存在として、これ以上のものはなかった。
あるお年を召した婦人は泣いていた。
乾いた科学的な現象が水分を持った瞬間だった。

第4接触直前の様子まで撮っているやろ。ドヤ!

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
6月13日。 (ことのは)
2012-06-13 17:02:08
ひささんo(^-^)o

今日は、はやぶさ帰還記念日ですね(^O^)

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ああ、三回忌ですね (ひさ)
2012-06-14 20:10:12
うぅむ、感無量です
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