うべプラネタリアン

プラネタリウム解説の活動を通じ、いろいろ感じたことをさまざまに語りたく....

現代科学の最先端のひとつは....(C12)

2007年03月31日 10時36分40秒 | 新・星座物語
天文学だろう。
その天文学の位置分類に星座がつかわれ、その星座にギリシア神話がひそむなんて
なんとすばらしいことだろう。
星座の起こりは、メソポタミア文明発祥までさかのぼるが、きちんと整備したのは
紀元150年頃アルマゲストという天文書を書いたプトレマイオスである。
魏志倭人伝に記された邪馬台国は、場所ははっきりしないが、時代はかなり確かである。西暦238年頃である。
だから、星座を整備したプトレマイオスと邪馬台国の卑弥呼とは、まぁ同時代だといえるだろう。
つまり、銅鐸や銅鏡に描かれた文様と星座も同時代と言えるわけだ。
星座もその物語も、弥生時代の遺跡みたいなものだと考えると、愉快でたまらない。
そんなことを、出雲大社のすぐ側にこの度オープン(3/10)した県立歴史博物館を訪れて考えた。
おもしろい物語が生まれそうな予感。



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