岡山県高梁市の近くに吹屋の里と呼ばれる、小さな古い街並みがある。
5/4、ここまで片道350㌔のドライブをした。
あえて中国縦貫道をとったがこれ大正解。連休まっただ中の日だったが、全く渋滞はなかった。
吹屋の里は、かって江戸末期、ベンガラの生産販売で栄えた街だ。
昔の面影を残す大きい店の連なる村街道が、今、観光地になっている。
多く映画のロケ地にも使われてきたが、大型観光バスの入れない不便さも手伝ってか、
訪れる人は連休中といえど少ない。
古い街並みを残す長府も萩もすてきだが、ベンガラの色に染まる吹屋の里は、独特の風情がある。
人の営み、苦しみや悲しみが、沈んだベンガラの紅に幾重にも重なって、静もった風が吹く。
初夏の日差しの中でも、くるぶしのあたりにどこか寒い風が漂う感覚は、ふるえるほどいい。
夕日に染まる黄昏どきに訪れると、美しさと怖さで、鳥肌が立って容易に引かないだろう。
このたたずまいは、私のお気に入り、お薦めのベスト5にいれよう。
5/4、ここまで片道350㌔のドライブをした。
あえて中国縦貫道をとったがこれ大正解。連休まっただ中の日だったが、全く渋滞はなかった。
吹屋の里は、かって江戸末期、ベンガラの生産販売で栄えた街だ。
昔の面影を残す大きい店の連なる村街道が、今、観光地になっている。
多く映画のロケ地にも使われてきたが、大型観光バスの入れない不便さも手伝ってか、
訪れる人は連休中といえど少ない。
古い街並みを残す長府も萩もすてきだが、ベンガラの色に染まる吹屋の里は、独特の風情がある。
人の営み、苦しみや悲しみが、沈んだベンガラの紅に幾重にも重なって、静もった風が吹く。
初夏の日差しの中でも、くるぶしのあたりにどこか寒い風が漂う感覚は、ふるえるほどいい。
夕日に染まる黄昏どきに訪れると、美しさと怖さで、鳥肌が立って容易に引かないだろう。
このたたずまいは、私のお気に入り、お薦めのベスト5にいれよう。
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