うべプラネタリアン

プラネタリウム解説の活動を通じ、いろいろ感じたことをさまざまに語りたく....

訃報....(12239)

2012年08月26日 16時16分49秒 | うべプラネタリアン
ニール・アームストロング船長が亡くなった。
人類初の月面着陸をはたした人だ。
彼は「人類初の」という重圧の中で喜びと苦悩を一身に背負い込んだようで、
世捨て人のように後半生を送っていたようだが、わかるような気がする。

1969年だった。NHKの同時通訳西山千氏の名調子が今でもよみがえる。

アームストロング氏の魂は月に帰ったのだ。
かぐや姫がむかえてくれたかもしれない。
今宵月齢は10。彼のつけた足跡、静の海にちょうど月の朝日があたる。

万感胸に迫る。

豪華絢爛....(12238)

2012年08月26日 15時36分57秒 | うべプラネタリアン
昨夜、宇部天文同好会例会日だった。
多くの打ち合わせ事項があったが、夏にしては澄みきった空だったので、いきなり
観望会にはや変わり。
月齢8の月が美しかった。画像は小学3年の陽太郎君が撮った月。

そのとき、村松星見台長は、今は夜明けがすごいよと写真を持ってきてくれた。
1等星が10個そろうなんてあることじゃない。いいか、シリウス、リゲル、ベテルギゥス、
プロキオン、ポルックス、カペラ、アルデバラン、木星に金星に水星だ。
そうだ、そりゃそうだという話から、Cosumosuさんは、このまま好天が続くから、
みなさん、明日はぜひ早起きしましょうと、叫ぶように提案した。

そんなこともあって、今朝は04:15に起き出した。
なねほど、すごい。
豪華絢爛たる星空だ。ああ、星好きでよかつたと震えるような感動だ。
夜明けの気配が漂う深い藍色の夜空に9つの1等星。圧倒的な明けの明星と木星
やがて黎明。
水星が昇る。この存在感のあざやかなこと。水星は会えるだけでも感動ものだが、
なんといい輝きをみせていることか。ああっと声を出してしまった。
これが東空の10番目の1等星だ。
やおら、西空に目をやると、はくちょう座が北十字に立っている。
いうことなし。
今はしばらく夏の明け空がぜったいおすすめ。